「用法基盤モデル」の版間の差分

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このアプローチをとることで、Bybeeの一連の研究に見られるように、従来[[生成文法]]で「[[言語能力]][[competence]]」と「[[言語運用]][[performance]]」を明確に分けていたものが、実は言語運用が言語能力に影響を与えるという事実を指摘することができるのである。例えば、[[英語]]の[[過去形]]における規則活用と不規則活用において、[[トークン頻度]]の高い動詞においては、不規則活用がそのまま残り、トークン頻度が低い動詞においては、-edに置き換わるという事実が挙げられる。これはまさに言語使用においてみられる頻度の差が言語のシステム自体に影響を与えることを示している。