「カラ・ボガス・ゴル湾」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Loveless (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: pt:Kara Bogaz Gol
編集の要約なし
1行目:
[[Image:Kara bogaz gol.jpg|right|250px|thumb|カラポガスゴル湾]]
 
'''カラポガスゴル湾'''(''Zaliv Kara-Bogaz-Gol'')は、[[中央アジア]][[カスピ海]]東部にある[[湾]]で、[[トルクメニスタン]]領内に属している。カスピ海の中では1番大きな湾であるが、カスピ海自体が年々干上がってきているので、自ずとこの湾も縮小している。
 
カスピ海の水位は、[[20世紀]]初頭から[[1977年]]頃まで約3mほど低下し、[[1930年代]]に特に低下が顕著だった。1977年から[[1990年代]]半ばまでは海面が2mほど上昇している。
 
[[Image:Kara-Bogaz-Gol inlet STS111-E-5485.JPG|right|250px|thumb|[[カスピ海]]とカラポガスゴル湾を結ぶ海峡。1980年に旧[[ソビエト連邦]]によりダムが建設された。]]
 
[[1980年]]に旧[[ソビエト連邦]]により、カスピ海とカラポガスゴル湾をつなぐ[[海峡]]が堰き止められ、[[1983年]]末までにカラポガスゴル湾は濃縮され[[結晶]]化した塩分を残してほぼ干上がった。急激な乾燥化と塩分を含む砂塵の[[ダストボウル]]化で広範囲にわたって[[塩害]]やこれに関連する健康被害を引き起こした。1990年代の[[ソ連崩壊]]の後、この地域はトルクメニスタン領となり、海峡を堰き止めていた[[ダム]]は撤去された。
 
==関連項目==