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[[Image:Icepop-green.jpg|thumb|緑色のアイスキャンディー]]
'''アイスキャンディー'''は、棒状の[[氷菓]]。「アイスキャンディー」は[[和製英語]]で、他に'''アイスキャンデー'''、'''アイスバー'''とも呼ばれる。[[沖縄]]では'''アイスケーキー'''とも呼ぶ。英語ではアイスポップ(Ice pop)という名称が一般的である。
 
若年層には略語から派生した「アイス」と呼ばれる事が多く、アイスキャンディー等の呼び名はあまり聞かれなくなった。
 
== 製法 ==
水、[[果汁]]、[[牛乳]]などに、[[砂糖]]などの[[甘味料]]、[[香料]]、[[着色料]]、固形の原料などを加えて、[[円筒]]形もしくは[[直方体]]の型に流し入れ、長軸方向の中央部に[[木製]]または[[プラスチック]]製の棒を差し入れて凍らせたもの。固形の原料としては、[[果肉]]、[[小豆]]や[[緑豆]]の[[あん]]などが使われる。凍らせたあとで、溶かした[[チョコレート]]や[[アーモンド]]クリームなどに漬けて、表面を覆う場合もある。
 
果実そのものに棒を差し、凍らせた菓子(バナナやスイカなど)は、一般にアイスキャンディーとは呼ばれない。
 
== 販売方法 ==
[[アイスクリーム]]に比べ、より安価・簡単につくれ、また屋外での飲食に便利な形状から、夏の野外での小売がさかんに行われた。氷旗を立てたクーラーボックスを自転車に載せ、カランカランと手で鐘を鳴らす「アイスキャンディー売り」は、かつてどこにでも見られた夏の風物詩だった。人出の多いビーチや公園などでは、今も見かけられる。
 
小売店の軒先に電気式の保冷庫が置かれるようになると、最も身近な氷菓子となる。
中でもコストを抑えて安価に造られたものは、駄菓子として子供達の間に定着した。
* 棒には「あたり」「はずれ」の[[焼き印]]が押されたものもあり、「あたり」が出るともう一本アイスキャンディーがもらえるという売り方がされることもある。
* 商品によっては、棒が2本刺してあり、2等分でき、2人で分けて食べたり、ひとりで2本食べたりして楽しめるものもある。
 
これらは子供達が楽しめるよう、工夫されたものである。
 
 
現在、氷菓子の加工技術の向上によって、他にも安価で多様な形態の氷菓子が供されており、かつて程ではなくなったが、低価格帯で根強い人気商品として、今も広く販売されている。
 
== 歴史 ==
 
==歴史==
[[1905年]]、[[サンフランシスコ]]の11歳の少年フランク・エパーソンが発明した。<ref>[http://thekidshalloffame.com/CustomPage15.html The Kids Hall of Fame]</ref>
 
日本では[[大正時代]]に現れた。当時、日本が統治していた[[台湾]]にもいち早く伝えられ、暑い気候の中で人気を博した。台湾語では「枝仔冰」(キーアーペン)と呼ばれ、小豆バーなどの懐かしいタイプの物も根強い人気がある。
 
== 隠語 ==
貸金業者([[サラ金]]、[[ヤミ金]]など)を指す[[隠語]]として用いられることがある。氷菓子(こおりがし)と高利貸し(こうりがし)が同じ発音であることに依る。明治時代の小説[[金色夜叉]]に、高利貸しを「アイス」と呼ぶ記載がある。
 
== 出典 ==
{{Reflist}}
<references/>
 
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