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{{出典の明記|date=2009年8月}}
'''市民革命'''(しみんかくめい)とは、[[封建]]的・[[絶対主義]]的国家体制を解体して、[[近代]]的[[市民社会]]をめざす[[革命]]をす歴史用語である。一般的に、[[啓蒙思想]]に基づく、人権、政治参加権あるいは経済的自由を主張した「'''[[市民]]'''」が主体となって推し進めた革命と定義される。代表的なものは、イギリス革命([[清教徒革命]]・[[名誉革命]])、[[アメリカ独立戦争|アメリカ独立革命]]、[[フランス革命]]などである。
 
この「市民」には、封建・絶対主義から解放され、自立した自我を持つ個人という意味および商人・資本家という2つの側面を持っているため、市民革命の定義も二義性を持つ。一方で、この二義性は表裏一体をなす。すなわち、革命をなすための市民社会の形成には資本主義の発達が不可欠であり、私的所有の絶対を原則とする資本主義社会の成立が必要だったのである。