「オーモンド」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
4行目:
|性 = [[牡馬|牡]]
|色 = [[馬の毛色#鹿毛|鹿毛]]
|英 = {{lang|en|Ormonde}}
|種 = [[サラブレッド]]
|生 = [[1883年]][[3月18日]]
10 ⟶ 11行目:
|母 = リリーアグネス
|産 = [[ヒュー・ルーパス・グローヴナー (初代ウェストミンスター公)|ヒュー・ルーパス・グローヴナー<br />(初代ウェストミンスター公)]]
|国 = {{UKGBR}}
|主 = ヒュー・ルーパス・グローヴナー
|調 = ジョン・ポーター([[イギリス|]]
|績 = 16戦16勝
|金 =
}}
'''オーモンド'''(''{{lang|en|Ormonde''}})は、[[イギリス]]の[[競走馬]]・[[種牡馬]]。[[19世紀]]末に史上4頭目の[[イギリスクラシック三冠]]を達成し、16戦不敗の成績を残した名馬である。不遇の晩年を送り、[[種牡馬]]としても成功することはできなかった。代表産駒はオーム。
 
== 生涯 ==
34 ⟶ 35行目:
 
=== 引退後 ===
引退後のオーモンドは歴史的名馬にもかかからず不遇の余生を送った。馬主のヒュー・ルパス・グロヴナーはオーモンドに大きな愛着を持っていたものの、イギリスに喘鳴症を持ったオーモンドの遺伝子が広まることを危惧し、数年間供用した後[[アルゼンチン]]に12000ポンドで輸出した。アルゼンチンでは成功することができず、続いて[[アメリカ合衆国]]へ31250ポンドで転売された。アメリカではオーモンデイルを出したが病気のため産駒数が少なく(10年以上供用されたが産駒数は16頭)、1904年、ついに呼吸困難に陥り殺処分された。遺体は一度埋葬されたがその後掘り出され、骨格が[[ロンドン]]の[[自然史博物館]]に展示されている。生涯を通じて産駒数が少なかったため、その血を現在に伝えているのは、イギリスに残した少数の産駒のうちの1頭、[[オーム (競走馬)|オーム]]の子孫に限られている。
 
== 成績 ==
43 ⟶ 44行目:
 
=== 主な産駒 ===
* [[オーム (競走馬)|オーム]]([[デューハーストステークス]]、[[エクリプスステークス]])
* オーモンデール([[フュチュリティステークス]])
 
== 血統表 ==