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車内照明や前照灯などの電源には、車内に搭載した[[鉛蓄電池|蓄電池]]が使用されている(ケーブルカーは外部から車両を引っ張って運転するので動力のための電源の供給は必要ない)。従来は[[架線]]から電源を供給していたが、架線柱が1927年の開業以来のもので老朽化してきたことから、[[2006年]]に電源を蓄電池化し、架線からの電気で蓄電池の充電を行うケーブル延暦寺駅、ケーブル坂本駅の両駅構内を除いて、[[2007年]]4月末までに架線を撤去した。これにより視界がすっきりし、また倒木などで架線が切れることがなくなり短時間での復旧が可能となった。役割を終えた架線柱のうちの1本は、その一部がケーブル坂本駅の入口わきにモニュメントとして保存されている。
 
年末年始を除く冬期は、本来の京阪沿線から比叡山を目指すルートとなる[[八瀬比叡山口駅|八瀬比叡山口]]側からの[[京福電気鉄道鋼索線|叡山ケーブル]]・[[叡山ロープウェイ]]がともに運休してしまうため、その際京阪沿線から比叡山を目指すには、[[三条駅 (京都府)|三条駅]]から[[京都市営地下鉄東西線]]・[[京阪京津線]]・同[[京阪石山坂本線|石山坂本線]]を経由して通年営業のこちら側に迂回してこなければならない。
 
== 運行形態 ==