「リウマチ性多発筋痛症」の版間の差分

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'''リウマチ性多発筋痛症'''(-せいたはつきんつうしょう、英 polymyalgia rheumatica; PMR)とは、[[リウマチ学|リウマチ関連疾患]]の1つである。65歳以上の高齢者で体幹から近位筋に凝ったような痛み、運動時痛が認められ、寝返りが痛くてできないといった症状が特徴的である。客観的な筋力低下は明らかではなく、体重減少ややる気がおきないなどの症状を認めることも多い。炎症反応は高値であり、少量のステロイドで反応する。側頭動脈炎の合併が多い
 
== 病因 ==
詳細な原因は不明である。[[側頭動脈炎]]との合併が多いことから免疫異常が関与していると考えられている。リウマチ性多発筋痛症(PMR)には診断基準があり、
*両側肩に痛みとこわばりがある。
*発症から2週間以内に症状が完成する。
*朝のこわばり(頚部、肩甲帯、腰帯)が1時間以上続く。
*赤沈が40mm/hr以上に亢進する。
*65歳以上に発症する。
*うつ状態ないし体重減少がある。
上記6項目のうち3項目を満たすとき。またじゃ1項目以上をみたし、臨床的、病理組織学的に側頭動脈に異常が認められるとき、リウマチ性多発筋痛症と診断される。
 
 
== 検査 ==