「ママは小学4年生」の版間の差分

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Melckebeke (会話 | 投稿記録)
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== あらすじ ==
1992年、水木なつみは小学4年生。両親の都合で[[ロンドン]]に引っ越すことになったが、手違いで一人だけ後から別の飛行機でロンドンに行くことになってしまう。一人で過ごす夜は嵐の夜。震えながらリビングでテレビを見ていると、突然の激しい落雷とともに赤ちゃんが現れる。一体なんのことかと呆然していると、赤ちゃんの荷物のコンパクトから「もしもし……もしもし」という母親らしき人からの声が……。
 
その声はとぎれとぎれで会話もままならないが、その声はなつみ自身で、赤ちゃんは15年後(2007年)の未来から来た自分の子供だということがわかる。ロンドンに行っている間に家の留守を任されたいづみおばさんは子供が嫌いで頼りにならない。なつみは赤ちゃんに「みらい」と名づけ、日本に残り自分が育てるという一大決心をする。
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みらいちゃんが起こす騒動に振り回されるなつみだが、喧嘩仲間の大介や親友のタマエとえり子、未来から来た育児アイテム、文句を言いながらも根は優しいいづみおばさんなどの助けもあって、経験のない育児の中でいろいろな事を学んでゆく。
 
だがある日、週刊誌ライターに赤ちゃんの存在を嗅ぎ突かれてしまう。マスコミに「10歳のママ」として取り上げられ、なつみの周辺に危機が迫る。折しも自称天才科学者江地さんの[[タイムマシン]]が完成間近となり、[[タイムスリップ]]が起こるのは[[クリスマス]]の夜であることが判明した。マスコミや周囲の大人たちの悪意の中、なつみたちはみらいちゃんを無事に未来に返せるか……。
 
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: 声優:[[伊倉一恵|伊倉一寿]]
: なつみの叔母。20歳。漫画家の卵でデビューを目指している。[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]の仕事をしながら、バイオレンス漫画を描いて売り込んでいるが、なつみには少女漫画の暖かい絵を描くほうが向いていると思われている。乱暴で大雑把な性格で、家事全般は大の苦手。犬と赤ん坊が大嫌いで、シリーズ開始当初は、なつみやみらいに子供じみた意地悪をするなど、およそ大人とは思えない行動をとることが多かったが、彼女たちとの生活を通して、少しずつ頼りになる優しい叔母さんになってゆく。対外的にはみらいの未婚の母ということになっている。
: 第47話でバイオレンス漫画から転向し、なつみやみらいをモデルに描いた『チビっ子ママ』という作品を描いた。最終話ではこの作品によって新人賞を受賞した。本編終了後のドラマCDでは大勢のアシスタントを抱える売れっ子漫画家となったことが、タマエとえり子の口から語られている。
; ボビー
: 声優:[[山崎たくみ]]
: なつみの愛犬([[アイリッシュ・セッター]])。まだ若いがちょっととぼけたところがある。水木家のロンドン転勤の際、知り合いの家に預けられることになったが戻ってきた。犬嫌いのいづみには目の敵にされているが、みらいにはよき遊び相手となっているが、しょっちゅうみらいの起こす騒動に巻き込まれてひどい目にあったり、みらいのピンチを救ったりしている。15年後の未来でも生きて登場している。
; 山口大介
: 声優:[[高乃麗]](10歳)、[[柴本浩行]](25歳)
: なつみのクラスメイト。後ろに束ねた長髪と左耳の[[ピアス]]が特徴的な男の子。しょっちゅうなつみのことをからかってはケンカしているが、なつみとみらいがピンチに陥ったときは必ず助けてくれるなど、いざという時には頼りになる存在。放映当時としては珍しかった[[ノートパソコン]]を操作したり、ビデオ映像の監督を務めたりと、多芸多才なところがある。実家は200年続く老舗の[[味噌]]屋。2歳の時に両親が離婚し、生みの母親とは生き別れになっている。髪留めと左耳のピアスは実母の残した物である。シリーズ本編終了後のドラマCDでは同じく実母の残した髪飾りをなつみにあげている。
: 大介がみらいの父親であることは、オープニングやシリーズ本編の中でほのめかされているが、視聴者に明示されるのは最終話のエンディングテロップにおいてである。
; 山口大平
: 声優:[[林玉緒]]
: 大介の異母弟。1歳。母親は大介の父の後妻。大介に甘えていてしょっちゅう彼について回っている。みらいにいつも遊ばれていて、やや苦手にしている。
; 森タマエ
: 声優:[[丸尾知子]]
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; 立花えり子
: 声優:[[白鳥由里]]
: なつみの幼馴染でクラスメイト。なつみやタマエと仲良しである。物静かでおっとりしたお嬢様で、いささかピントのズレたところがあるが、いざという時には冷静な行動をとるなど、芯の強いところもある。特技は[[ピアノ]]で学校の音楽会にも参加している
; 深沢龍一
: 声優:[[篠原あけみ]]
: なつみのクラスメイト。クラスの委員長で成績優秀、スポーツも得意で真面目な性格で、なつみの憧れの人となっている。将来は動物学者となりアフリカに行って[[ゴリラ|マウンテンゴリラ]]の研究をすることを夢見ている。
; マリオ・ヴィットーリ
: 声優:[[金丸淳一]]
: なつみの隣の家に引っ越してきたイタリア人の転校生。転校早々なつみを好きになり、いきなりキスをしてひっぱたかれた。なつみにつれなくされてもめげずに積極的に言い寄っている。サッカーが得意で、チームのキャプテン得点王だった大介を圧倒した。ミルク[[アレルギー]]のため赤ちゃんが苦手。
; ジュリエッタ・ヴィットーリ
: 声優:[[坂本千夏]]
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玩具展開のために、みらいといっしょにタイムスリップしてきた未来の育児道具が登場した。説明書の類は無いのでストーリー進行に伴う偶然や試行錯誤によって徐々に機能が明らかになっていく。作中の未来は、現実の21世紀(2007年)よりも科学技術が格段に発展している模様。
; コンパクト
: 未来のなつみと交信できる通信機。通信は向こうから行われる場合がほとんどで、現代から未来へと通信することは基本的に出来ない。コンパクトを開いて発射する光を浴びると、物体は一瞬時間が停止する。中にある超小型エネルギーユニットには、夢が丘の1年分に相当する電力が入っており、タイムマシンの動力源として用いられることになる。
; フルート
: 赤ん坊が泣き止む音楽(曲は[[ヨハネス・ブラームス|ブラームス]]の《[[子守歌 (ブラームス)|子守歌]]》)を奏でる。そのため赤ん坊が泣いているときにしか吹くことが出来ない。
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* CD『ママは小学4年生~音楽編~』[[ビクターエンタテインメント]]、1992年5月21日
** 本編での使用曲を収録した[[サウンド・トラック]]集。
* ドラマCDママは小学4年生~AFTER~ビクターエンタテインメント、1993年11月21日
** シリーズ本編終了後の次の夏、10歳になったみらいがなつみを訪ねて未来からやってくるという内容。後半はサウンド・トラックCD未収録の曲を収録。
*『THIS IS ANIMATION Special ママは小学4年生―みらい絵日記―』小学館、1993年3月、ISBN 4-09-101573-5
** 作品紹介のムック本
* 漫画『ママは小学4年生(1)』小学館、1993年8月、ISBN 4-09-135261-8
* 漫画『ママは小学4年生(2)』 小学館、1993年10月、ISBN 4-09-135262-6
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