「スラップ奏法」の版間の差分

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== 日本に於ける起源と「チョッパー奏法」 ==
日本におけるスラップ奏法の始祖として、[[ザ・ドリフターズ]]の[[いかりや長介]]、[[細野晴臣]]、[[田中章弘]]などの名前が俗説として挙げられる。ただし、上記した自然発生的な側面や米軍基地でのアメリカ人プレーヤーの演奏を見てスラップ奏法を始めたベーシストが多くいるなど厳密な定義は出来ない。反面、スラップ奏法を日本で著名にした曲は明らかになっており、[[1975年]]発表の[[ティン・パン・アレー (バンド)|ティン・パン・アレー]]のアルバム『キャラメル・ママ』に収録された「チョッパーズ・ブギ」(ベースは[[後藤次利]])とされている。日本においてスラッピングのことを俗に「チョッパー」と呼ぶのはこの曲が起源である。題名における「チョッパー」は[[ヒッピー]](オートバイのチョッパースタイルという説もある)の別称であったが、当時の日本にはスラップ奏法には特有の呼称が無かったためこの曲のタイトルからチョッパー奏法として広まる事になる。ほどなく日本の音楽界に広がった[[フュージョン (音楽)|フュージョン]]・ブームの影響も有り特定の年齢層はスラップ奏法の事を「チョッパー」という名称で呼ぶ事が多いが、名称の起源の通り完全な[[和製英語]]のため日本でしか通じず英語では「Slapping & popping」または「Thumbpin' & pluckin'」と呼ばれるのが一般的。昨今の一部の教則本などでは「スラップ」と「チョッパー」を別の演奏方法として紹介する場合もあるが、その定義は曖昧である。
 
==注意点==