「フリーペーパー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
経済準学士 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
編集の要約なし
11行目:
日本では、戦時中に新聞社が国策で統廃合された経緯から、戦後はその反動として地域情報を提供するメディアとして各地で地域紙が発達した。しかし、有料の地域紙は大都市部などでは成立が難しく、存在していても普及率が低く社会的な影響力は限られていることが多かった。その結果、大都市部を中心に、地域の生活情報需要に応じるメディアとして、既存の新聞社が付加価値を高めるために無料の地域新聞や生活情報誌を顧客に配布したり、当初から無料で配布することを目的に制作される新聞が登場した。
 
フリーペーパーを発行する企業には、背後に新聞社等の有力メディアがいる例や、ノウハウを活かして複数の地域で複数のリーペーパーを発行しているような例も多い。1971年から各地で発行されて来た[[サンケイリビング新聞社|サンケイリビング新聞]]は、その代表的な例である。
 
[[2006年]][[4月]]に[[日本生活情報紙協会]]が発表したデータでは、日本全国のフリーペーパー・フリーマガジンの紙数は1000紙(2000版)以上、総発行部数は2億9000部を超えているとされている<ref>「[http://www.jafna.or.jp/freepaper/freepaper_3.html フリーペーパーあれこれ フリーペーパーの普及状況]」JAFNA(日本生活情報紙協会)、2009-7-27 閲覧</ref>。