「荷電粒子砲」の版間の差分
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== 概要 ==
砲弾として用いられる[[荷電粒子]]([[電子]]、[[陽子]]、重イオンなど)を、[[粒子加速器]]によって加速し発射する。
荷電粒子は[[磁場]]により容易に偏向するので、[[地磁気]]の影響を受けやすい。また、宇宙空間にあっては、[[太陽風]]など他の荷電粒子束の影響も受けるため、質量の大きい荷電粒子でなければ[[ビーム (物理学)|ビーム]]を真っ直ぐ飛ばすことが難しいと考えられている。よって、
誤解されがちだが、ここに記載されている理論を用いれば、原理的にも技術的にも実現は可能である。しかし、現代の地球上では必要とされる超絶な量の電力が得られず(大気圏内で荷電粒子が直進するには、質量の大きな荷電粒子であろうと、最低でも1万[[メガ]][[ワット]]の出力が必要である)、地球上での減退の問題(荷電粒子が空気中を通過すると、ある一定距離まではほとんど減衰しないが、ある距離を越えると急に速度が落ち、ついには停止してしまう。停止するまでの距離を「飛程」と呼ぶ)もあって、実用化には未だ至っていないのが現状である。
== 反物質粒子砲 ==
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