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たとえば[[魚]]をさばく際に、腹側から[[包丁]]を入れて切り開き、腸などを取り出すが、その後には鰓の後ろから尻ビレの前まで続く空洞ができる。つまり、この空洞に諸内臓が収まっていたわけであり、この空洞を体腔という。
 
脊椎動物では体腔は[[中胚葉]]性の組織([[腹膜]]など)で裏打ちされている。また内の表面にも中胚葉性の細胞層があり、体腔は中胚葉の中に生じた空所であることがわかる。
 
ヒトの場合、いわゆる内臓の大部分は腹部の腔所に収まり、これを[[腹膜腔]]という。この腔所の上の端は横隔膜で区切られるが、その上には[[肺]]と[[心臓]]があり、それぞれに区切られた腔所に収まる。それらを胸膜腔、囲心腔といい、この三つの体腔がヒトにおける体腔である。