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*[[1970年]] [[富司純子|藤純子]]主演「[[緋牡丹博徒]]」シリーズのスピンオフ、[[鈴木則文]]監督「シルクハットの大親分」シリーズ(主演:[[若山富三郎]])を執筆。喜劇性を強調した、異色の任侠映画となる。
*[[1971年]] 中島貞夫監督「[[まむしの兄弟]]」シリーズがスタート。こちらも喜劇性が極めて強いヤクザ映画となり、任侠映画が行き詰まりにあった東映に新風を吹き込む。主演の[[菅原文太]]にも新境地となり、実録路線への道を切り拓いた。
*[[1974年]] [[山下耕作]]監督「山口組外伝 九州進攻作戦」(主演:菅原文太)で初めて実録路線を手がける。1975年の[[深作欣二]]監督「[[仁義の墓場]]」(主演:[[渡哲也]])と並ぶ破滅的物語の極北となった。同年、[[笠原和夫 (脚本家)|笠原和夫]]が降板した大ヒットシリーズ「[[仁義なき戦い]]」(監督:深作欣二)の第5作「完結篇」を、笠原からの指名で執筆。シリーズ最高の観客動員を記録する。また[[高倉健]]主演で「仁義なき戦い」を越えるヒットとなった「山口組三代目」シリーズの第2作「[[三代目襲名]]」(監督:[[小沢茂弘]])も執筆した。
*[[1975年]] 深作欣二監督「資金源強奪」(主演:[[北大路欣也]])を執筆。東映がヤクザ映画からアクション映画への転換を図る契機となった。
*[[1977年]] 深作欣二最後のヤクザ映画となった「[[北陸代理戦争]]」(主演:[[松方弘樹]])を執筆。実録路線は終焉を迎え、中島貞夫監督「[[日本の首領|やくざ戦争 日本の首領]]」(主演:[[佐分利信]])によって大作主義へと突入する。