「不健全性的行為」の版間の差分

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== 概要 ==
不健全性的行為は、現代日本の性行為に抑制的な立場からすれば、[[不良行為]]の1種別とされ、[[不良行為少年]]として[[保護]]される対象となる行為である。また、[[少年警察活動]]に関する[[統計]]上の項目としても用いられている。不健全性的行為は、[[少年補導]]の対象になるが、[[日本]]の[[法令]]下において[[犯罪]]とはされていない。
 
不健全性的行為については、性的行為の結果に対して十分に[[責任]]を取ることが難しいとも予見される[[年少者]]が、適切でない場面において[[性行為|性交]]などを行うことについて、[[少年保護]]の観点から[[補導]]を行うという趣旨であるとの見解が、規制擁護者からは主張されていもある。一方、個人的な営みである性行為を一方的に不純・純粋などと定義するのはおかしいとする批判が昔から存在している。また、性的成熟年齢に達して以降の男女がセックスをするのは生物学的にはなんら問題なく、前近代ではヨーロッパ、イスラム、中華、インドその他すべての文明圏で、このような男女のセックスは異常とは考えられていなかった。このような性行為を表向きは不健全として断罪するようになったのは、現代社会に特有である。
 
[[1990年代]]以降、[[雑誌]]や[[インターネット]]など様々なメディアを通して、文章や[[写真]]、[[動画]]などによる性的情報へのアクセスが容易になった。また[[性風俗]]店が広域化し、性的成熟年齢に達しているが、複雑化している現代社会ではまだ少年・少女扱いされる男女のセックス性行為経験率も上昇し、ほぼ人間として自然な、前近代の水準に戻ったいるこのような現象不健全性的行為を[[性感染症]]予防の観点から考察した論もある。