「芦原会館」の版間の差分

『サバキ（捌き）』と呼ばれる、芦原が[[少林寺拳法]]さまざまな実践体験を参考基にして作った独特の技術とその体系付けにおいて少林寺拳法の技術体系を参考にしたと思われる体系づけが特徴である。相手の攻撃を受け流して死角に入り込み、時には投げなどを使って敵の体を崩してかながら打撃を加え倒す、または制圧するという、実戦を意識した攻防一致の合理的なスタイルで、稽古においては二人一組での約束組手を通じ、さまざまなサバキを体得することを目標としている。

現在、国内に約160、海外に約170の支部が有るが、これほどの規模の団体としては珍しく、自流主催の公式試合を開催していない。またかつては他流派の大会に積極的に出場していたが、現在ではむしろ否定的というわけではないが、固有のルール下における試合への参戦に疑問を投げかけ他流派の大会への参加に関しては消極的姿勢に転じている。これは、試合を行うと日々の練習が大会ルール用のテクニックに偏り、芦原が求める・求めた空手と異なる体系の技術が身に着いてしまうという考えに基づいている。但し、[[円心会館]]主催のサバキチャレンジは公認されており、また各支部等で非公式な試合は開催されている。