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:富士GC・第2戦にシェブロンB26・[[BMW]]<ref>前年の第4戦で優勝したB23に数々の改良を施したものといわれる</ref>で出場。2ヒート目のスタート直後、直線後半部分で、2番手争いをしていた[[黒澤元治]]と[[北野元]]のマシン同士が数回接触。その果てに北野はコースから弾き出され、コース脇のダート部分に足を取られコントロール不能に陥った。
:北野は前方に風戸、後方に[[鈴木誠一 (レーサー)|鈴木誠一]]の間を横切る形でそれぞれの左側に接触、風戸は左巻きにスピン、当時グランドスタンド前に設置されていたガードレールを寸断し信号灯に激突。鈴木は右巻きにスピンしリア部分からガードレールの支柱に一直線に突っ込んでいった。その後何度かの衝突や横転を繰り返した後、ガソリンタンクが破裂し二台は一瞬のうちに炎に包まれ、二人は必死の消火も虚しく焼死した。死亡時、風戸は25歳の若さだった。
:この事故を目撃した人の何人かは、風戸が燃えさかるマシンから立ち上がりヘルメットを外した姿を見たというが、実際はマシンから脱出できず車内で死亡したと言われている<ref>たとえば一部書籍やインターネットホームページ([http://afw.fc2web.com/ziko/1974fujiGC2.htm All for WIN!]等)は疑問を呈しながらも風戸が事故車から立ち上がった」など紹介している例が存在するが、ほとんどが伝聞あるいは雑誌記事等の引用であり、信憑性に欠けることに注意。</ref>。
 
この富士GCの終了後にシェブロンワークスドライバーとしてのヨーロッパF2出場が予定されていたが、風戸はその直前に無念の死を遂げたことになる。