「電離層」の版間の差分

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===周波数による違い===
*[[長波]]は、昼はD層で反射して、<!--また回折現象も著しいので地球の丸みに沿って伝わる。←これは「電離層による電波の伝わり方」の説明ではなく、地表波の説明なので、コメントアウト-->D層が消滅する夜はE層で反射される(中波に似る)。
*[[中波]]は、昼はD層で減衰されてしまうため、伝播距離は地表波が届く数十キロ程度に留まるが、D層が消滅する夜は主にE層で反射され、数百から1000キロ以上の遠まで届くようになる。
*[[短波]]は、常にD層を通り抜けE・F層で反射されるが,昼と夜では電離層の状態が異なるので伝わり方が変わる。(昼は高い周波数が、夜は低い周波数が反射されるようになる)
*[[VHF]]・[[UHF]]以上の高い周波数(短い波長)の電波は、電離層を通り抜けてしまうので遠くには伝わらない。(地上用としては、基本的に見渡せる距離しか伝わらない)逆に、電離層を通り抜ける性質を使い、[[人工衛星]]や[[電波天文学]]など[[宇宙]]との通信に利用される。但し、電離層を通り抜けている間は、伝播速度が遅くなるため、[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]では測位誤差の原因になる。