「リング (格闘技)」の版間の差分

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鬼山剣一 (会話 | 投稿記録)
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[[Image:Boxing dsc03574.jpg|thumb|340px|right|ボクシングのリング(青コーナー側)]]
[[格闘技]]における'''リング'''とは、[[ボクシング]]などで[[試合]]場として使用される、[[ロープ]]で囲まれた場所のこと。試合中、原則的には対戦する[[選手]]と[[審判員|メインレフェリー]]以外は、リング内に立ち入ることが許されない。また、[[アマチュアレスリング|レスリング]]や[[サンボ (格闘技)|サンボ]]で使用する試合場もリングと呼ぶことがある。こちらはロープがなく、円形である。
 
==ボクシングのリング==
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通例はランキング上位の選手が位置する角を'''赤コーナー'''、その対角にある下位の選手が位置する角を'''青コーナー'''とし、残る角は中立のニュートラルコーナーと称する。
リングの周りには階段が3つ設置され、赤コーナーには赤い階段。青コーナーには青の階段。そしてニュートラルコーナー2箇所のどちらか一方に白い階段がある。赤青の階段は選手やセコンド用、白い階段は[[審判員 (ボクシング)|レフェリー]]と医者用である。
 
==プロレスのリング==
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[[ムエタイ]]、[[キックボクシング]]、[[K-1]]などの打撃系格闘技では、ボクシングと同じリングを採用している。ただし、金網を使った総合格闘技の興行で立ち技の試合が組まれる場合、金網が使用されることもある。
 
K-1を主催する[[FEG]]は、ヘビー級部門の「K-1 WORLD GP」においては一辺が約7.2mと、ボクシングの規定上限に近い大きなリングを採用している。しかし、ミドル級部門の「K-1 WORLD MAX」では、一片が約6.4mとサイズが小さくなっている。これは選手の体格がヘビー級に比べて小さくなるため、打ち合いを促すためである。
 
タイで行われるムエタイでは、スタジアムによってリングの床が多少柔らかくなっているケースがある。これは選手が倒れた瞬間に頭部を床にぶつけても、その衝撃を和らげる為である。しかし、床が柔らかいということは、踏ん張りが利かないため、移動しにくくなったり、余計な力が脚にかかって疲れやすくなるなどの欠点もある。