「地方知行」の版間の差分

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== 商場知行制 ==
なお、諸藩のうち[[松前藩]]のみは一部の例外を除き大半が米の収穫のない土地を領有していたため、中級から上級の家臣に対して[[アイヌ民族蝦夷地]]交易場であった特定の区域([[商場]]・・・あきないば)の[[蝦夷]]([[アイヌ]])との交易権割り当て地方にかわる知行として与えていた。これを'''商場知行制'''(あきないばちぎょうせい)と呼ぶ。商場はおおむね蝦夷の人々の漁猟圏(イオル)にあわせ区分されており、知行主は年に一、二度、商船を送って交易し、入手した産品を[[松前城]]下の商人達へ売却し収入を得ていた。時代がすすむと商人に手数料を支払い交易を委ねるように変わっていった。これは後に[[場所請負制]]に移行することとなる
 
なお、下級藩士に対しては他藩と同様蔵米知行であった。
 
 
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