「ヘブライ人への手紙」の版間の差分

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=== 執筆の目的 ===
著者はモーセの律法の、従来考えられていた意味をとらえなおし、そこに新しい意味を与えようとしている。
また[[レビ]]族の祭司職はキリストの祭司職の[[予型]]であるとし、ユダヤ教の犠牲の式はキリストの十字架の予型となったという。さらに福音はモーセの律法を更新するものでなく、廃止するものであるという。初代教会に存在した[[エビオン派]]という、ユダヤ教の習慣をすべて維持したままキリスト教徒になった人々に対する批判として書かれたと見ることができる。本書簡ではパウロのキリスト論を繰り返し引用しながら新しい契約が古い契約にとって変わったということを強調している。
 
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