「対象関係論」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
7行目:
== 注釈 ==
「対象関係」と呼ばれているが、これは対人関係と同意ではない。対象関係論における「対象」という言葉は、幼児期における外的対象
そのため対象と言っても、精神分析学の祖フロイトと同じく、心の中に存在している対象イメージをさしているのであり、対象関係論ではその心の中の対象イメージと自我もしくは自己の関係を研究していく事が中心となっている。
現実生活における精神的異常や行動異常はこの対象イメージの歪みや、それが悪くなっていたり、それへの執着の結果として生じると考えられているのであって、今現在の対人関係が悪いから精神病理が生じるという考え方ではない
無意識
ちなみに対象関係論はメラニー・クラインから始まったと言われているが、正確に「対象関係論」という言葉を使い始めたのはロナルド・フェアベーンだと言われている。
|