削除された内容 追加された内容
→‎概要: リンクの修正(臨界点→超臨界)
7行目:
== 概要 ==
* 多くは地表からの浸透水([[天水]])や[[化石海水]]が[[地熱]]によって加熱されて生成する。地下の[[マグマ]]から分離した水が冷えきらずに熱水溶液として滞留することもある。[[プレート]][[沈み込み]]境界付近で沈み込んだ[[海洋地殻]]の[[岩石]]から脱水したものが上昇してくる場合もあると考えられている。
* このような水には周囲の岩盤の圧力がかかっているため、摂氏100度を超えても液体であることが珍しくなく、摂氏300度を超えて[[臨界点|超臨界]]状態になることもあると考えられている。
* 熱水は周囲の岩石と化学反応を起こすため、両者の成分が変化し、
** 岩石の成分の一部が熱水に取り込まれる(溶解)。こうした熱水が岩盤の隙間を上昇するなどの原因で冷却または減圧すると、溶存成分が化学的に沈殿する。この沈殿物に[[金属]]などの有用成分が充分に含まれていれば熱水[[鉱床]]とよぶ。