「宗門人別改帳」の版間の差分

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== 改帳の作成 ==
改帳の作成は、町村毎に[[庄屋|名主]]や[[庄屋]]、[[組頭|町年寄]]が毎年行うこととされていたが、後に数年おきとなった地域もある。改帳には、家族単位の氏名と年齢、[[檀徒]]として属する寺院名などが記載されており、事実上、戸籍として機能していた。[[婚姻]]や[[丁稚奉公]]などで土地を離れる際には[[寺請証文]]を起こし、移転先で新たな改帳へ記載することとされた。こうした手続きをせずに移動([[逃散]]や[[逃亡]]など)をすると、改帳の記載から漏れて帳外れ([[無宿]])扱いになり、居住の制約などを受けるなどの不利益を被ることになる。そして、これらの人間を[[非人]]と呼んだ。
 
== 目的の変化 ==