「宇都宮尚綱」の版間の差分

'''宇都宮 尚綱'''（うつのみや ひさつな、[[永正]]10年（[[1513年]]） - [[天文 (元号)|天文]]18年[[9月17日 (旧暦)|9月17日]]（[[1549年]][[10月7日]]））は[[下野国|下野]]を支配した[[戦国大名]][[宇都宮氏]]の当主。父は[[宇都宮興綱]]、母は[[小田氏成治]]の娘。[[結城政勝]]の娘を妻とした。初名は俊綱。

父・[[宇都宮興綱]]が[[芳賀高経]]に殺されるとこれを討って[[宇都宮氏]]二十代当主となる。その後、尚綱は積極的な勢力拡大に乗り出したが、天文18年（1549年）9月17日、[[喜連川五月女坂の戦い]]で[[那須氏]]当主[[那須高資]]に敗れて戦死した。那須軍の奇襲を受けて動揺する自軍を統制しようと前線に出たところを[[那須氏]]家臣[[鮎ヶ瀬実光]]に射抜かれて絶命したという。[[享年]]37。