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=== それぞれの暦法の長所・短所 ===
元々、「何月」というのは、[[天体]]の[[月]]の運行を意識したものである。[[太陰暦]]は月の運行を強く意識した暦で、「何日」と月のみかけの形が一致する。したがって月が出てさえいれば、その日が何日であるか暦がくてもわかる。深夜に月の明かりを頼りとして活動をする場合には、月のみかけの形がわかると都合がい。また、潮の満ち引きは月の位置と密接な関係があるため、漁業や釣りなどの海での活動を行う場合に役に立つ。
 
それに対して、[[太陽暦]]は月の形とは関係なく暦が作られている。したがって暦だけではその日の月の形はからない。また、各月の日数が一定ではない。しかし、太陽の運行と暦の月日が一致しているので、同じような月日に同じ季節の現象が起きる(草花の開花、鳥の渡りなど)逆に、同じ月日なのに季節の現象が遅れたり早まったりすることを観察することによってその年が寒い傾向の年なのか暑い傾向の年なのかを知ることができる。このことは農業や漁業、園芸にとってきわめて大切なことである。
 
== 年の記述 ==