「骨髄移植」の版間の差分

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[[白血球]]の[[血液型]]である[[ヒト白血球型抗原|HLA]]型が、ドナーと移植対象患者との間で適合しないと拒絶反応、GVHD([[移植片対宿主病]])が起きるため、骨髄移植はできない。HLA型が適合して移植が可能になる確率は、同父母の兄弟姉妹間で25%、非血縁者間では数百~数万分の1といわれている。HLA型は両親から半分ずつ遺伝する為、通常親子間では適合しないが、全くの非血縁者よりは適合の可能性は高いとされる。血縁者にドナーが見つからない場合は、[[骨髄バンク]]などを介して非血縁者間移植も行われる。かつては自己骨髄を保存しておいて使用する自家移植を行う場合も有ったが、現在は後述する[[自己末梢血幹細胞移植]](PBSCT)が主流に成っている。
ただし[[HLA]]型は、医学的に判明している遺伝子情報の一部であり、たとえ親子や兄弟関係でHLA型が適合していてもGVHDは起こる。
 
== 手術手順 ==