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{{基礎情報 君主
[[画像:Michael I (Byzantine Emperor).jpg|200px|right]]▼
| 人名 =ミカエル1世ランガベ
'''ミカエル1世ランガベ'''（<small>[[ギリシア語]]</small>：{{lang|el|'''Μιχαήλ Αʹ ὁ Ραγγαβέ''', Mikhaēl I ho Rangabe}}, ？ - [[844年]][[1月11日]]）は、[[東ローマ帝国]]の[[皇帝]]（在位：[[811年]][[10月2日]] - [[813年]][[7月11日]]）。[[ニケフォロス1世]]の娘婿で、[[スタウラキオス]]の義弟。中世ギリシア語読みでは「ミハイル」。▼
| 各国語表記 = {{lang|el|Μιχαήλ Αʹ ὁ Ραγγαβέ<br/>Mikhaēl I ho Rangabe}}
| 君主号 = 東ローマ皇帝
| 画像サイズ = 250px
| 画像説明 = ミカエル1世の肖像が描かれた硬貨
| 在位 = [[811年]][[10月2日]] - [[813年]][[7月11日]]
| 戴冠日 =
| 別号 =
| 全名 = ミカエル・ランガベ
| 出生日 =
| 生地 =
| 死亡日 = [[844年]][[1月11日]]
| 没地 =
| 埋葬日 =
| 埋葬地 =
| 継承者 =
| 継承形式 =
| 配偶者1 = プロコピア（皇帝[[ニケフォロス1世]]の娘）
| 子女 = テオフュラクトス</br>スタウラキオス</br>ニケタス（[[コンスタンティノープル総主教]][[グナティオス (コンスタンディヌーポリ総主教)|イグナティオス]]）</br>ゲオルゴ</br>テオファノ
| 王家 =
| 王朝 =
| 王室歌 =
| 父親 = テオフュラクトス
| 母親 = 不詳
}}
▲'''ミカエル1世ランガベ'''（<small>[[ギリシア語]]</small>：{{lang|el|'''Μιχαήλ Αʹ ὁ Ραγγαβέ''', Mikhaēl I ho Rangabe}}, ？ - [[844年]][[1月11日]]）は、[[東ローマ帝国]]の[[皇帝]]（在位：[[811年]][[10月2日]] - [[813年]][[7月11日]]）。[[ニケフォロス1世]]の娘婿で、[[スタウラキオス]]の義弟。中世ギリシア語読みでは「ミハイル1世ランガヴェ」。
8世紀後半に[[エーゲ海]]地区の艦隊司令官を務めていたテオフュラクトス・ランガベの息子。ニケフォロス1世の娘のプロコピアと結婚し、クーロパラテースの爵位を与えられていた。811年に義父のニケフォロス1世が[[ブルガリア]]の[[クルム]]の軍に敗れて戦死し、辛くも生き延びた義兄のスタウラキオスも瀕死の重症を負っていたため、同年のうちに皇帝の座を譲られて即位することとなった。このとき、息子の[[テオフュラクトス]]を共同皇帝としている。
即位した時、クルムの軍は帝国領に侵入してきており、非常に危機的な状況にあった。そのためミカエル1世は政権基盤の強化のため、ニケフォロス1 世と対立していたストゥディオス修道院長テオドロスらとの妥協や、皇帝称号をめぐって交渉が続いていた[[フランク王国]]との妥協を迫られる。そして[[812年]]、[[800年]]に[[ローマ教皇]]から西ローマ皇帝とされていた[[カール大帝]]の皇帝就任を承認している（ただし単なる「皇帝」としては認めたが、「
813年、ミカエル1世は軍を率いてクルムの軍人ベルシニキアで戦ったが、[[テマ]]・アナトリコン長官であったレオーン（のちの皇帝・[[レオーン5世]]）の非協力的態度もあって敗北した。その直後、ミカエル1世はレオーンへの譲歩を余儀なくされた。彼は修道士となって余生を過ごしている。なお彼の息子のニケタスは[[去勢]]された上で修道士とされる。彼は後に[[ミカエル3世]]・[[バシレイオス1世]]時代に[[コンスタンディヌーポリ総主教庁|コンスタンティノポリス総主教]]となるイグナティオスである。
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