「ホイールベース」の版間の差分
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→鉄道: 軸距、ボギーセンターの値の根拠が怪しいため、全面的に除去 |
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自動車では[[トレッド]]が等しい場合、ホイールベースの数値を大きくすると車体の前後方向の揺れ([[ピッチング]])と蛇行([[ヨーイング]])が抑えられ、居住空間が拡大できるという利点がある反面、[[サスペンション]]からの入力に対する車体[[剛性]]の確保が難しくなる、小回りが効かなくなるなどの傾向が出る。この数値を小さくすると小回りに優れるものの、ピッチングやヨーイングが大きくなる傾向が出る。誤解を招きやすいが、'''ホイールベース'''が長い=コーナーリングが苦手となる訳ではない。
ホイールベースの外側、つまり車輪軸から車両端部までの距離を'''[[オーバーハング (自動車用語)|オーバーハング]]'''といい、前輪軸から前端部までの距離を'''フロントオーバーハング'''、後輪軸から後端部までの距離を'''リアオーバーハング'''、左右輪の中心から外側を'''サイドオーバーハング'''という。この3つの寸法は自動車の
== 鉄道 ==
[[鉄道車両]]でも[[輪軸 (鉄道車両)|輪軸]]の間隔をホイールベースと呼ぶ。ただし'''軸距'''、あるいは'''固定軸距'''という表現の方がよく用いられる。[[二軸車 (鉄道)|二軸車]]では自動車と同様に車軸の間隔が軸距である。一方[[ボギー台車]]を装備した車両(ボギー車)では、1つの[[鉄道車両の台車|台車]]に装備されている車軸の間隔を軸距と呼び、その台車同士の間隔を台車間隔あるいはボギーセンター間距離と呼ぶ。
二軸車
ボギー車では、台車間の距離を長くすることで、軸距を伸ばすことなく車体を長くできる。しかしながら、いたずらに拡大すると曲線部で車体中央や[[オーバーハング (自動車用語)|オーバーハング]]が[[建築限界]]に抵触する恐れがあり、また、[[軌道回路]]を利用して列車の現在位置を検知している場合、車輪の間隔があまり大きくなりすぎると検知に失敗してしまう(1つの軌道回路の長さより車輪間隔が大きくなってしまう)ことがあるため、ボギーセンター(台車中心間距離)の長さも規制されている。
== 脚注 ==
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