「機動戦士ガンダムSEEDの登場人物」の版間の差分

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=== アーノルド・ノイマン ===
(Arnold Neumann)
*[[声優|声]] - [[千葉一伸]]
【人種:[[コーディネイターとナチュラル#ナチュラル|ナチュラル]]、生年月日:[[コズミック・イラ|C.E.]]46年6月9日、星座:双子座、血液型:AB型、年齢:25歳→27歳、身長:173cm、体重:65kg、階級:曹長→少尉(ここまで地球連合軍)→三尉([[オーブ連合首長国|オーブ]]軍)→一尉 】
 
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:[[プラント (ガンダムシリーズ)#ザフト|ザフト]]の[[コズミック・イラの機動兵器#G兵器|G兵器]]強奪作戦の際に生き残った数少ないアークエンジェルの正規クルーの1人で、操舵手を務める。ブリッジにおいては艦長の[[マリュー・ラミアス|マリュー]]、副長の[[ナタル・バジルール|ナタル]]に次ぐ階級である。普段はナタルの陰に隠れて目立たないが、判断力と実行力を兼ね備えた有能な軍人で、ブリッジ要員のまとめ役となる事も多かった。
:操舵の技量は相当なもので、アークエンジェルが海面の敵[[モビルスーツ#コズミック・イラにおけるモビルスーツ|MS]]から船体下面に攻撃を受けた際には、主砲の射線確保のため、全長400m以上にも達するアークエンジェルを重力下で[[バレルロール (マニューバ)|バレルロール]]させる荒技をやってのけている。アークエンジェルが地球連合軍から離反した後も行動を共にし、操縦桿を握り続けた。
:<!--『DESTINY』では、PHASE-01から登場。-->停戦後、再びアークエンジェルの操舵手を務める。<!--その際着用していたスーツが前作の初登場時と酷似しており、一部では「2年前と同じもの」と言われている。PHASE-34の-->戦闘では、突如前方から現れた[[ミネルバ (ガンダムシリーズ)|ミネルバ]]による攻撃を、船体を90度ロールさせて回避した。<!--その神懸り的な操舵技術は健在であり、アークエンジェルを不沈艦たらしめた元勲の1人である。PHASE-43では、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]」に好意を持っているような描写があるが真相は不明。[[ゲームボーイアドバンス|GBA]]ソフト『[[機動戦士ガンダムSEED 友と君と戦場で。]]』では、ナタルに想いを寄せていおり、彼の告白を成功させるイベントがある。『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』では、ナタルが抜けた後、アークエンジェルのサブパイロットになる(ただし、覚える精神コマンドはナタルと同じ)。『[[スーパーロボット大戦W]]』では、アラスカ戦中からアークエンジェルのサブパイロットになる(ノイマンはナタルの精神とは別の精神を覚える)。一部のファンの間では、ノイマンとナタルは非公式であるがデキているとの話もある。ノイマンとナタルの[[ファンサイト]]は多数存在する。-->
 
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=== カズイ・バスカーク ===
*声 - [[高戸靖広]]
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.55年8月25日、星座:乙女座、血液型:B型、年齢:16歳、身長:159cm、体重:61.5kg、階級:二等兵】
 
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=== コジロー・マードック ===
(Kojiro Mardoc)
*声 - [[中嶋聡彦]]
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.40年9月26日、年齢:31歳→33歳、階級:曹長】
 
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=== サイ・アーガイル ===
(Ssigh Argyle)
*声 - [[白鳥哲]]
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.54年7月20日、星座:蟹座、血液型:O型、年齢:17歳、身長:170cm、体重:63kg、階級:二等兵】※浮気性である
 
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=== ジャッキー・トノムラ ===
*声 - [[渋谷茂]]
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.47年7月4日、星座:蟹座、血液型:O型、年齢:24歳、身長:179cm、体重:73kg、階級:伍長→軍曹】
 
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=== ダリダ・ローラハ・チャンドラII世 ===
*声 - [[鳥海勝美]]
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.47年1月11日、星座:山羊座、血液型:B型、年齢:24歳→26歳、体重:62.5kg、階級:伍長→軍曹(ここまで地球連合軍)→一曹(オーブ軍)→三尉】
 
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=== トール・ケーニヒ ===
*声 - [[井上隆之]]
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.55年4月11日、没年月日:C.E.71年4月17日、星座:牡牛座、血液型:A型、年齢:16歳、身長:163cm、体重:59kg】
 
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=== トリィ ===
*声 - [[進藤尚美]]
:アスランが子供時代にキラにあげたお手製のロボット。外見は鳥の形をしており、緑調の色である。鳴き声は「トリィ」。
:幼年学校卒業にともない、アスランが[[コズミック・イラの施設#コペルニクス|コペルニクス]]から[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]へ帰る際にキラへ贈った。「トリィ、トリィ」と鳴き、鳥のように飛び回る。飛行するロボットは作るのが難しく、ましてやそれが鳥の形をしているので、当初アスランは作れないと言った。しかし、アスランの明晰な頭脳とロボット工作の巧みな技術により、短期間で仕上げてしまった。
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=== ロメロ・パル ===
*声 - 高戸靖広
【人種:ナチュラル、生年月日:C.E.48年9月17日、星座:乙女座、血液型:AB型、年齢:23歳、身長:161cm、体重:66kg、階級:伍長→軍曹】
 
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=== ウィリアム・サザーランド ===
*声 - [[稲葉実]]
:地球連合軍の士官であり、階級は大佐。[[ブルーコスモス]]のシンパで[[タカ派]]軍閥の筆頭。
:[[コズミック・イラの施設#アラスカ基地|アラスカ基地]]において、マリューらアークエンジェルクルーの査問会議で彼らを糾弾する。この査問会でのサザーランドの発言はコーディネイターを憎むブルーコスモス思想が見え隠れするものであった。彼は「アークエンジェルは味方の多大な犠牲に支えられて本部に帰還したが、肝心のストライクを失っている。これでは犠牲になった味方が浮かばれない」とマリューらを非難している。ザフトによる[[コズミック・イラ#オペレーション・スピットブレイク|アラスカ基地攻略戦]]の際、基地守備隊の指揮を執る立場にありながら、事前にほかの将校と共に脱出した。
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=== コープマン ===
:地球連合軍第8艦隊の先遣隊旗艦[[ネルソン (ガンダムシリーズ)#モントゴメリィ|モントゴメリィ]]艦長。階級は大佐<!--(声 - 不明)-->。
:地球連合軍第8艦隊の先遣隊であるモントゴメリィ、[[ドレイク (ガンダムシリーズ)#バーナード|バーナード]]、[[ドレイク (ガンダムシリーズ)#ロー|ロー]]を率いてアークエンジェルに合流しようとする中、合流直前でクルーゼ隊の攻撃を受ける。ザフトの接近を察知したときは、アークエンジェルに戦域からの離脱を命令した。その時のザフト(クルーゼ隊)の戦力がそれほど大きく無かったため、<!--MSに対抗するには圧倒的劣勢な戦力だった-->先遣艦隊も善戦したが、最終的には壊滅し、コープマンも艦と運命を共にした。
 
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=== ジェラード・ガルシア ===
*声 - [[宝亀克寿]]
:ユーラシア連邦が所有する宇宙要塞[[コズミック・イラの施設#アルテミス|アルテミス]]の司令官。階級は少将。外伝作品『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』シリーズにも登場する。
:ヘリオポリスから脱出したアークエンジェルが補給のために入港した際に、大西洋連邦の秘密兵器であるアークエンジェルの識別コードが地球連合軍に登録されていないことを口実にしてストライクやキラも含めて国籍不明艦として拿捕を試みるものの、アークエンジェルを追跡してきたクルーゼ隊の奇襲を許してしまい、要塞は陥落する。その混乱に乗じてアークエンジェルは逃走した。最後には司令部に墜落突入した[[コズミック・イラの機動兵器#メビウス|メビウス]]によって引き起こされた爆発に至近距離で巻き込まれている。テレビ版本編ではこれ以降(回想シーンを除いて)登場しない。
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=== ジョージ・アルスター ===
*声 - [[関俊彦]]
:大西洋連邦事務次官でフレイの父親。フレイが乗艦しているアークエンジェルに合流しようとしていた地球連合軍第8艦隊の先遣艦隊に同乗していたが、合流直前に艦隊はザフトの襲撃を受ける。先遣艦隊は全滅し、ジョージも脱出艇搭乗直前に艦が撃沈したため死亡。
:穏健派だが反コーディネイター運動を行うブルーコスモスの一員であり、事務次官という立場を利用して地球連合各加盟国にコーディネイターの排斥を呼びかけていた。また、[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の声はジョージの声によく似ている(声優は同じ関俊彦)ため、アラスカの司令部でフレイはクルーゼと初めて会った際に思わず「パパ?」と呼びかけてしまっている。
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=== ダーレス ===
*声 - [[菅原淳一]]
:地球連合軍の士官。階級は少将。<!--彼の階級は階級章より判断-->[[コズミック・イラ#オーブ解放作戦|オーブ解放作戦]]において、地球連合軍の旗艦[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#スペングラー級|パウエル]]の艦長を務め、艦隊司令官として作戦全体の指揮も執った。ブルーコスモス(ないしはその思想に賛同)なのかは不明。
:[[機動戦士ガンダムSEEDシリーズ (書籍)#機動戦士ガンダムSEED|小説版]]<!--小説版で名前が判明した人物-->では、艦に同乗するアズラエルの言動に不満を持ちながらも要求に従っていた(上層部から、アズラエルの要求に従うよう内示を受けていた)。
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=== デュエイン・ハルバートン ===
(Duane Halberton)
*声 - [[龍田直樹]]
:ドゥエイン・ハルバートンともカナ表記される。[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球連合軍]]第8[[艦隊]]司令官。階級は[[准将]]。
:<!--ドゥエイン・ハルバートンとも表記される理由は、彼の名前の英語表記Duaneの和文表音表記が「デュエイン」とも「ドゥエイン」とも解釈されるため-->地球連合軍の[[コズミック・イラの機動兵器#G兵器|G兵器]]開発計画<!--(地球連合軍のMS開発計画)-->の責任者。戦艦や[[モビルアーマー#コズミック・イラにおけるモビルアーマー|MA]]による物量作戦だけでザフトに勝利する事は不可能と考え、C.E.69年夏、当時大佐だった彼は、まだザフトのコーディネイター達しか所有しておらず操縦も出来ないMSに対抗すべく、その名にGenesis及びGenocideの頭文字を採った[[コズミック・イラの機動兵器#G兵器|G兵器]]の開発計画を提唱<ref>データコレクション『機動戦士ガンダムSEED上巻』「オフィシャルレポート」([[メディアワークス]]・2004)による。</ref>、2年後、この彼の先見は[[コズミック・イラの機動兵器#G兵器|GAT-Xシリーズ]]及び[[ストライクダガー|ダガーシリーズ]]となって結実し、地球軍がザフトの攻勢を押し返す原動力となる。マリューにとっては直属の上司であり、かつての[[教官]]。
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=== ビダルフ ===
*声 - [[大川透]]
:[[#ジェラード・ガルシア|ガルシア]]の部下。
:[[コズミック・イラの施設#アルテミス|アルテミス]]の爆発と共に死亡したと思われる。
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=== ホフマン ===
*声 - [[江川央生]]
:地球連合軍の士官で階級は大佐。ハルバートンの副官。キラがストライクに搭乗した事に関する件など、ハルバートンとは見解が異なる一面もあった。クルーゼ隊との交戦では、部下へG兵器に対して「ビームを使うんだ!墜とせ!」と指令を出した。戦闘によりハルバートンと共に乗艦する地球連合軍第8艦隊旗艦メネラオスは撃沈し、運命を共にした。
 
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=== アイシャ ===
*声 - [[ビビアン・スー]](『[[機動戦士ガンダムSEED#放映リスト|スペシャルエディションII 遥かなる暁]]』では[[平野文]])
:[[プラント (ガンダムシリーズ)#ザフト|ザフト]]の士官[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]の恋人。
:ザフト北アフリカ駐留軍本部において、服が汚れたカガリに似合うドレスをコーディネートした。アークエンジェルとの戦闘では、バルトフェルドと共に[[バクゥ#ラゴゥ|ラゴゥ]]に搭乗し、出撃する。ガンナーとして彼をサポートするが、キラの搭乗するストライクに撃破され死亡。
:外伝である『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY#機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|SEED ASTRAY]]』では「実は生きていた」と言う事で作中に現れたが、その後は公式設定で完全に死亡扱いとなった為に無かった事にされている。
:その為ファンの間では生存説と死亡説の二つが上がる原因となった。
<!--『SEED』の[[機動戦士ガンダムSEEDシリーズ (書籍)#機動戦士ガンダムSEED|小説版]]では、射撃の腕前に[[コーディネイターとナチュラル#コーディネイター|コーディネイター]]ならではの天賦の才がある。-->
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=== アイリーン・カナーバ ===
*声 - [[進藤尚美]]
:[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]最高評議会議員。プラントのセプテンベル市出身で、[[プラント (ガンダムシリーズ)#クライン派|クライン派]]に属するプラント最高評議会議員。外交委員を務め、[[#シーゲル・クライン|シーゲル]]の側近的な存在。
:フリーダムが強奪された際に、クライン父娘を反逆者と判断した[[#パトリック・ザラ|パトリック]]により拘束されるが、最終回で脱獄、クーデターを起こしてザラ派を一掃した。その後、臨時最高評議会議長としてユニウス条約を締結したが、それにより発生した問題の責任をとる形で辞職した。小説版『SEED DESTINY』によると第二次ヤキン=ドゥーエ戦後、アスランを厄介払いしたかったらしい。
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=== エザリア・ジュール ===
*声 - 三石琴乃
:[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]最高評議会議員で[[イザーク・ジュール|イザーク]]の母。プラントのマティウス市出身で、急進派であるザラ派に属する。ナチュラルを徹底的に見下しており、急進派の先鋒として最高評議会議長となった[[#パトリック・ザラ|パトリック・ザラ]]を補佐する。兵器開発にも携わるマティウス市の代表として、捕獲した地球連合軍MSの威力を伝えられるに及び、それに非常な脅威と憤りを表している。
:第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の際、[[コズミック・イラの施設#ヤキン・ドゥーエ|ヤキン・ドゥーエ]]に移ったパトリックに代わりザフトの指揮を執っていたが、[[#アイリーン・カナーバ|カナーバ]]らが起こした[[クーデター]]により失脚し、続編の『SEED DESTINY』には出番がなかった。
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=== オーソン・ホワイト ===
*声 - [[田中一成]]
:プラント最高評議会議員。プラントのセクスティリス市出身で、中道右派に属するプラント最高評議会議員。優秀な基礎物理学・素粒子物理学者であり、[[ニュートロンジャマー]]を開発し、地球上でのあらゆる核関連の物を使用不能に陥らせた。
:しかし同時に、ニュートロンジャマーは、国家間の[[相互確証破壊]]の均衡が崩壊させ、加えて極度のエネルギー不足によって電気エネルギーに基づくインフラが壊滅した事により、地球在住の民間人に甚大な数の死傷者を出し、かえって地球民間側の反コーディネイター感情を激化させてしまう(地球上の無差別な人的被害については一応、劇中評議会でも事前に懸念され、敵国とはいえ民間人に犠牲者を出すことに批判の声も出ていた)。また同時に、ニュートロンジャマーによる核の消滅は「必殺の爪や嘴を持たぬが故」の「長く凄惨な」戦いをもたらした<ref>『機動戦士ガンダムSEED』第14話、クルーゼのモノローグ兼ナレーションによる。</ref>。
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=== シーゲル・クライン ===
(Siegel Clyne)
*声 - [[秋元羊介]]
【人種:コーディネイター、生年月日:C.E.22年、没年月日:C.E.71年】
 
:物語開始時点の[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]最高評議会議長であり、[[ラクス・クライン|ラクス]]の父。議会穏健派の中心人物であり、専門は宇宙生命学と天文学。コーディネイターを誕生させる事が国際的に違法と定められてから6年後のC.E.22年に[[コズミック・イラの勢力#スカンジナビア王国|スカンジナビア王国]]で極秘裏に誕生した。C.E.68年、ザフトの最高意思決定機関であるプラント最高評議会議長に選出される。彼の議長任期は3年であった。後任の[[#パトリック・ザラ|パトリック・ザラ]]が政権を握ってからのシーゲルの肩書きは明らかでないが、議長退任後彼は評議会議員そのものも辞し、自由条約黄道同盟を離党、組織の制服である青服も紫服も着なくなった。一度だけオブザーバーとして茶色の背広姿で評議会に姿を見せたが、その後は完全にザフト、プラント最高評議会と袂を分かっている。
:[[コズミック・イラ#血のバレンタイン|血のバレンタイン事件]]直後、[[コズミック・イラ#エイプリル・フール・クライシス|エイプリル・フール・クライシス]]を実行。対戦国中立国問わず[[ニュートロンジャマー]]を大量に地球に投下し、インフラの崩壊、通信網の破壊、エネルギーの途絶により[[餓死]]・[[凍死]]による死者が10億人を超えた。事前の会議では、民間人への無差別無制限な被害は懸念され議論されていた。C.E.70年2月18日、血のバレンタイン事件被害者の国葬の際、プラントの独立と地球連合への徹底抗戦を宣言する「黒衣(喪服)の独立宣言」を行った。同時に、地球連合の旧プラント理事国に協力しないよう南アメリカ合衆国に要求し、それを受諾させている<!--これらの点では穏健派の彼といえども強硬派に妥協していたと言える-->。もっとも、地球連合との交渉の窓口は完全には閉ざしていなかった事は、地球連合の親書を持参した[[#マルキオ導師|マルキオ導師]]を入国させている事から窺える。ただし、マルキオは実はプラントの人間であり、地球連合の大使を務めてはいても、その加盟国の国籍を持つ人間ではない<ref>『パーフェクトアーカイブス機動戦士ガンダムSEED』</ref>。
:持論として、自然交配による出生率が低下しているコーディネイターは安定した新たな種などではなく、今後ナチュラルと交雑を続けることでナチュラルへの回帰を迎えるべきと考えており、ナチュラル回帰への布石として、中立地帯である南米の密林にてハーフコーディネーターの隠れ里を設け、[[コズミック・イラの勢力#サーペントテール|サーペントテール]]に護衛させていた(小説版ASTRAYより)。また、「命は生まれるものであり、造り出す物ではない」と主張し、パトリックから「そんな概念、価値観こそが、もはや時代遅れ」と一蹴される一幕もあった。このため地球連合軍との徹底抗戦を主張するパトリックからは政敵と見なされるようになり、評議会の強硬世論を十分抑えきれないまま、後任のパトリックに評議会議長の座を明け渡すことになる。
:ラクスによるフリーダム強奪事件(コミック版でシーゲル本人もこれに関わっていた事が判明。)の際は、状況証拠から政敵の謀略と断定したパトリックの指示により指名手配され、逃亡したが間もなくザラ派の特殊部隊に潜伏先を発見され射殺された。
 
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=== ゼルマン ===
*声 - [[菅原淳一]]
:ザフトの士官であり、戦闘艦[[ローラシア (ガンダムシリーズ)|ガモフ]]の艦長を務める。クルーゼ隊の一員としてヘリオポリスを襲撃し、G兵器強奪作戦に参加する。ヘリオポリスを脱出したアークエンジェルを追跡し、度々追い詰めるが、取り逃がしてしまい、その事をかなり気にしていた。地球連合軍第8艦隊との戦闘において、大気圏に突入するアークエンジェルに対してガモフを特攻させるが、地球連合軍旗艦メネラオスと刺し違え戦死。
 
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=== タッド・エルスマン ===
*声 - [[中嶋聡彦]]
:C.E.71年末まで、プラント最高評議会議員を務めた人物。[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]の父。
:出身はプラントのフェブラリウス市。基礎医学、臨床医学、生化学、分子生物学、応用生体工学の専門家であるため、コーディネイターという種族の根幹を担う人材である。また、評議会ではザラ派寄りのプラント最高評議会議員。反ナチュラルの最右翼<ref>[[角川書店]]『公式ガイドブック 機動戦士ガンダムSEED 運命の再会』(2003)による。</ref>の立場であったが、息子であるディアッカがMIA(戦闘中行方不明)となった以降は、穏健寄り中立派<ref>角川書店『公式ガイドブック3 機動戦士ガンダムSEED 明日への翼 』(2003)による。</ref>へと立場を変えた。息子の[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]の死をきっかけに穏健派から急進派へと立場を変えた[[#ユーリ・アマルフィ|ユーリ・アマルフィ]]とは対照的である。
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=== パトリック・ザラ ===
*声 - [[有本欽隆]]
【人種:コーディネイター、生年月日:C.E.23年、没年月日:C.E.71年9月27日】
 
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=== ハロ ===
*声 - 三石琴乃
:ラクスの所有する小型球形ロボット。ペットのような存在。
:手先が器用で機械工作が趣味の1つであるアスランが、幼なじみであり、ラクスが1台目の「ピンクちゃん」を気に入ったと言ったことから、婚約者のラクスに誕生日など記念の日の度に色違いをプレゼントし続けた結果、膨大な数になった(この事はアスラン自身も「何も考えずに造りすぎたのではないか」と反省している)。このため、ラクスの自宅には室内外を問わず、これらの大量のハロが跳ねまわっている。色以外にも、その行動にはそれぞれ微妙な個性があり、また、時としてまるで人間的な感情があるように見えることもあるが、製作者であるアスランは否定している。発語能力はシンプルで、[[近畿方言|関西弁]]や[[2ちゃんねる用語]]「オマエモナー」など、限られたボキャブラリーで意思表示をする。鍵がかかっている扉はすぐ開けてしまうらしい。
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=== ヘルマン・グールド ===
*声 - [[川津泰彦]]
:プラント最高評議会議員。人文学分野のエキスパート。ザラ派の人物であり、地球連合軍から提示されたオルバーニの譲歩案を下手な時間稼ぎと一蹴する。<!--名前のヘルマン・グールドは、生物学者の「[[ヘルマン・シュレーゲル]]」と「[[スティーヴン・ジェイ・グールド]]」に由来する。-->
 
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=== フレデリック・アデス ===
*声 - 川津泰彦
:ザフトの士官であり、高速戦闘艦[[ナスカ (ガンダムシリーズ)#同級艦|ヴェサリウス]]の艦長。
:ザフトクルーゼ隊の一員として、地球連合軍のG兵器を強奪するため、ヘリオポリスを襲撃した。その後、度々アークエンジェルと交戦し、クルーゼの片腕として艦をまとめあげた。その後、[[エターナル (ガンダムシリーズ)|エターナル]]との交戦において、ヴェサリウスは集中砲火を受けて撃沈され、乗艦と運命を共にした。その際、艦橋から敬礼する姿があった。
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=== マーチン・ダコスタ ===
*声 - 笹沼晃(現:[[笹沼尭羅]])
:ザフトバルトフェルド隊の一員。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にも登場。大型陸上戦艦[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#レセップス級|レセップス]]の副官を務めており、艦長のバルトフェルドがMSで出撃する際には、代わって指揮を執っている。アークエンジェルとの交戦によりレセップスは大破し、その後はクライン派の1人として、ラクスやバルトフェルドを補佐した。
:停戦後は、デブリ帯に隠されていたエターナルの管理をしており、コロニー・メンデルの調査の際には、その任に着いている。
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=== マルコ・モラシム ===
*声 - [[竹村拓]]
:[[インド洋]]周辺を制圧下に置くザフトのモラシム隊の隊長。
:[[コズミック・イラの施設#カーペンタリア基地|カーペンタリア基地]]所属で、[[コズミック・イラの機動兵器#グーン|グーン]]隊や[[ディン|ディン]]隊を擁するモラシム隊を率いる。「紅海の鯱(シャチ)」の異名を持つ。妻子家族を血のバレンタイン事件で失っており、地球連合、ナチュラルへの憎しみは人一倍強い。また、クルーゼの事をあまり良く思っていなかった節がある。しかし、クルーゼの挑発と知りつつもそれに乗り、[[イエメン]]の[[アデン湾]]における戦闘ではディンに搭乗し、アークエンジェルと戦闘を行った。インド洋の戦闘では[[コズミック・イラの機動兵器#ゾノ|ゾノ]]に搭乗し、アークエンジェルを追撃するも、ハンスら部下、旗艦[[ボズゴロフ#クストー|クストー]]を失い、自身はストライクとの交戦により撃破され戦死。
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=== メイラム ===
*声 - 千葉一伸
:バクゥ隊に所属するパイロット。
:[[キラ・ヤマト|キラ]]が操縦する、ランチャー装備をした[[ストライクガンダム|ストライク]]を得意の砂漠で苦戦させるも、アグニを撃ち込まれ戦死した。
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=== ユーリ・アマルフィ ===
*声 - 千葉一伸
:[[プラント (ガンダムシリーズ)|プラント]]最高評議会議員で[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]の父。プラント最高評議会ではクライン派であったが、ニコルを失った後、ザラ派へ傾いた。工学エンジニアであり、MSの設計局や工場が集中するマイウス市の代表。
:[[ニュートロンジャマー#ニュートロンジャマーキャンセラー|ニュートロンジャマーキャンセラー]]を開発し、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]、[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]の完成に大きな役割を果たした。
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=== ラスティ・マッケンジー ===
(Rusty Mackenzie)
*声 - 『[[機動戦士ガンダムSEED#放映リスト|スペシャルエディションI 虚空の戦場]]』のみ:[[私市淳]]
【人種:コーディネイター、生年月日:C.E.54年、没年月日:C.E.71年1月25日】
:ザフトクルーゼ隊に所属する赤服のMSパイロット。プラント最高評議会議員ジェレミーの息子。両親が離婚しており、母親方に引き取られたためマッケンジー姓を名乗っている。アスランとは同期であり、クルーゼ隊のムードメーカー。クルーゼ隊の一員としてヘリオポリスを襲撃する。G兵器奪取を試みるが、機体に乗り込む前に銃弾を受け戦死。漫画版ではマリューと交戦し、返り討ちにされた。アスランに同行しており、彼が存命なら[[ストライクガンダム|ストライク]]も強奪されていたと思われる。なお、本編では、顔を映されることなく戦死してしまったが、スペシャルエディションでは、新たに出撃前の会話カットが追加されている。
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=== レイ・ユウキ ===
*声 - [[三戸耕三]]
:ザフト特務隊[[プラント (ガンダムシリーズ)#FAITH|FAITH]]の隊長。アスラン達の訓練校時代の教官であり、アラスカ基地攻略戦の失敗とフリーダムの強奪をアスランに伝えた。クルーゼについては懐疑的な見方をしていた。
 
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=== アサギ・コードウェル ===
*声 - [[松本さち]]
:[[M1アストレイ]]のテストパイロット三人娘の一人であり、三人のリーダー格。少しクセの強い金髪。搭乗するM1アストレイの機体番号は211。[[オーブ連合首長国|オーブ]]崩壊後は[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#クサナギ|クサナギ]]に乗艦するが、[[コズミック・イラ#第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦|第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]において、[[#ジュリ・ウー・ニェン|ジュリ]]が撃墜されたのに気を取られた隙に、ビームを機体に受け戦死。
:小説版ではアスランやカガリと共にヤキン・ドゥーエ内部へ突入するが、ザフト兵との銃撃戦の際に撃たれ、カガリに看取られ死亡。漫画ではジュリ、マユラと共にクルーゼに敗れる。
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=== ウズミ・ナラ・アスハ ===
*声 - [[大川透]]
:[[オーブ連合首長国]]前代表首長及び五大氏族アスハ首長家当主で、カガリの(義理の)父。カリスマ的な指導者であり、「オーブの獅子」と呼ばれる。
:初登場した時点では既に代表首長の座をホムラに譲っているが、その影響力は衰えを見せず依然として指導者の立場にあった。第25話で登場するや、まず彼は、周囲の閣僚のぼやきをなだめつつ第2護衛艦群の砲撃でアークエンジェルを追い払ったようにザフトに対して見せかけたうえで入港させ、国産MS完成に必要なストライクの戦闘データとキラ・ヤマトの技能の提供を得る、という政治決断をおこなった。この時点でウズミの語るオーブの「中立」とは、理念最優先の絶対的なものではない。「ナチュラル、コーディネイター、どちらとも敵対しない」ための政治的建前という色彩のものである。また、第28話では周囲の一部の人間が、[[オーブ連合首長国#ヘリオポリス| ヘリオポリス]]で行われていた[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球連合軍]]の[[モビルスーツ#コズミック・イラにおけるモビルスーツ|MS]]開発は「アスハ代表は知らなかったこと」、と釈明しつつ、カガリによればそれは「内部にはそう言う者もいるってだけだ。父自身はそうは言ってない」とのことであり、外伝『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』では、G兵器共同開発はサハク家の独断専行によるもので、ウズミが代表首長の座を退いたのはサハクの所業の責任を取ってのことだった。
:[[コズミック・イラ#パナマ攻略戦|パナマ攻略戦]]後、地球連合軍への参戦要請に対して、代表に再就任し中立維持を宣言するが、[[マスドライバー]]と[[コズミック・イラの勢力#モルゲンレーテ社|モルゲンレーテ社]]を狙う地球連合軍は、[[コズミック・イラ#オーブ解放作戦|オーブ解放作戦]]を開始する。最終的にオーブの敗北は確実になり、残存戦力とカガリ達を[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#クサナギ|クサナギ]]に乗せて宇宙に飛び立たせた後、自身は[[オーブ連合首長国#カグヤ島|カグヤ島]]に存在するモルゲンレーテ社の本社とマスドライバー施設を自爆させ、側近たち(ホムラを除く)と共にその命を絶った。
:[[キラ・ヤマト]]の育ての親であるヤマト夫妻からカガリを託され、養父となる。カガリを為政者としての目線、国民としての目線の両方から学ばせるという教育方針を取り、ウズミの旧知の仲で元大学教授であるサイーブ・アシュマンの元に預けている。また、時には頬を赤く腫れあがるほど打つ事もあり、厳しくも優しく育てた。
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=== エリカ・シモンズ ===
*声 - [[柳沢三千代]]
:[[オーブ連合首長国]]の在住者で、[[ガンダムアストレイ|アストレイ]]及び[[M1アストレイ]]の主任設計技師。一児の母でもある(息子の名前はリュウタ)。
:[[モビルスーツ|MS]]のナチュラル用OSの自力開発難航に苦慮した彼女は、我が国における潜在コーディネイターの軍需産業への貢献という文献を見て、オーブ国内には素性を隠してコーディネイターが住んでいる事、そして彼らがオーブの軍事技術発展に密かに貢献しているらしい事に着目し、キラの力を借りることにする。その結果、国産MS「[[M1アストレイ]]」のOSは間もなく完成させることが出来た。
:アニメーションとして映像化されている物語や解説・資料本では彼女がコーディネイターであるとは全く語られていない。その開発が難航遅延した地球軍の例と同様、彼女もまた国産モビルスーツ用OSを自力で完成させることができず、学術文献でその存在が示唆されているオーブ国内の潜在コーディネイターや来訪コーディネイターの力を借りることを考えていた(そして、実際先述のように、その後キラの力を借りている)。『機動戦士ガンダムSEED』の公式サイト「GUNDAM SEED WEB」でもエリカは「ナチュラル」であると明記されている。その後紙媒体でリリースされた外伝ストーリーやそれを扱った書籍の記述では、エリカは自分も素性を隠して生活する潜在コーディネイターであり、夫にだけ素性を告白し結婚している旨記された。
:DESTINYではオーブに帰還をしたアークエンジェルの修復のためにスタッフと共にアカツキ島の地下施設へ駆けつけたり、オーブを攻撃されるのを見たカガリにキサカ、アマギと共にウズミの遺言とアカツキを託す。
:その立場上[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAYシリーズ]]でも重要人物として登場し、[[コズミック・イラの勢力#ジャンク屋組合|ジャンク屋組合]]の[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYの登場人物#プロフェッサー|プロフェッサー]]と親友だった事などが描かれている。
:[[オーブ連合首長国|オーブ]]国内に於ける立場としては元々彼女の勤める[[コズミック・イラの勢力#モルゲンレーテ社|モルゲンレーテ社]]に関わりの深い五大氏族サハク家寄りの立場を取っていたが、自国戦力の強化の為には手段を選ばない[[ロンド姉弟|ロンド・ミナ・サハク]]らの方針に常々疑問を持っていた事、更にはオーブ陥落後国家元首の地位をアスハ首長家から奪取せんとの野望を抱くロンドから、自分にカガリ暗殺の命令が下されていた事を劾より知らされた事をきっかけにサハク首長家と決別しアスハ家寄りに転向した。因みにロンドのカガリ暗殺計画はエリカの意見を尊重した劾の手によって防がれている。その後、皆にコーディネイターであることを告白している。
 
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=== ジュリ・ウー・ニェン ===
*声 - [[佐藤ゆうこ (声優)|佐藤ゆうこ]]
:国防軍MSパイロット。長めの青髪にピンク色のメガネを着用している。宇宙へ行く事になった時は「望むところよ」と意気込んでいたがどこか脅えていた。搭乗するM1アストレイの機体番号は213。アサギ、マユラと共に、M1アストレイが実戦配備される前からテストパイロットを務めていた。
:連合のオーブ攻撃時に正式パイロットとして初陣を飾った。M1隊3人娘のなかで唯一格闘戦で敵機を撃破している<ref>敵機はストライクダガー。</ref>(マユラも[[ゲイツ (ガンダムシリーズ)|ゲイツ]]をビームサーベルで撃破しているが、相討ちとなった)。
:[[オーブ連合首長国|オーブ]]崩壊後は[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#クサナギ|クサナギ]]に乗艦するが、[[コズミック・イラ#第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦|第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]において、敵のビームを機体に受け戦死。
:[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY#機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|SEED ASTRAY]]では、欠陥のあったM1アストレイのOSを完全なものとするために[[ガンダムアストレイ#レッドフレーム|レッドフレーム]]を使いこなす[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYの登場人物#ロウ・ギュール|ロウ・ギュール]]に対してマリーンの偽名で接触する。その際にロウを気に入り、彼がオーブに来てからは積極的にアタックするが、結局はロウの仲間の[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYの登場人物#山吹樹里(ヤマブキキサト)|山吹樹里]]に気を使って身を引いている。
 
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=== ホムラ ===
*声 - [[水内清光]]
:ウズミの弟で、カガリの叔父。ウズミの代表首長辞任後に代表の座についたが、その実権は依然ウズミ前代表にあった。国政に関してはウズミの発言力が大きかったものと推測される。小説版での描写から、オーブ解放作戦後は地上に残り戦後処理にあたった模様である。
 
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=== マーナ ===
*声 - [[松本さち]](『SEED』)→[[山田みほ|山田美穂]](『DESTINY』)
:カガリの侍女。[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]時でのセリフから、セイラン家への結婚に対してあまり好感情は持っていないと思われる。
 
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=== マユラ・ラバッツ ===
*声 - [[倉田雅世]]
:[[M1アストレイ]]のテストパイロット三人娘の一人。短めの赤髪。搭乗するM1アストレイの機体番号は212。[[オーブ連合首長国|オーブ]]崩壊後は[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#クサナギ|クサナギ]]に乗艦するが、[[コズミック・イラ#第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦|第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]において、[[ゲイツ (ガンダムシリーズ)|ゲイツ]]と相打ちになり戦死。
:なお、[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYの登場人物#叢雲劾|叢雲劾]]や[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAYの登場人物#イライジャ・キール|イライジャ・キール]]らにはMSの操縦技術を酷評されている。
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=== レドニル・キサカ ===
*声 - [[千葉一伸]]
:オーブ陸軍第21特殊空挺部隊の[[大佐#自衛隊|一等陸佐]](一佐)。オーブ崩壊後は陸軍[[将校]]の身でありながらオーブ軍宇宙艦隊の宇宙戦艦「[[コズミック・イラの艦船及びその他の兵器#クサナギ|クサナギ]]」の艦長として[[三隻同盟]]の一翼を務める。ウズミから厚い信頼を受けており、カガリが国を飛び出したときは、護衛を兼ねて自身の故郷へと連れて行った。出身はタッシル。
:『SEED DESTINY』にも登場。[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]のロゴス打倒宣言に呼応した東アジア共和国軍に同行し(同行の目的は不明)、ジブラルタル基地へ潜入した。この際、基地からの脱走を図って撃墜されたアスランと[[メイリン・ホーク|メイリン]]を救出し、[[アークエンジェル (ガンダムシリーズ)|アークエンジェル]]に連れ帰っている。
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== 明けの砂漠(レジスタンス) ==
=== アフメド・エル・ホセ ===
*声 - [[沼田祐介]]
:北アフリカの反ザフトレジスタンス「暁の砂漠」の若手メンバー。カガリに好意を抱いている。ザフトとの戦闘で[[バクゥ]]に無茶な追撃を仕掛け、搭乗していたバギーをバクゥに蹴り飛ばされ死亡。
 
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=== サイーブ・アシュマン ===
*声 - [[広瀬正志]]
:北アフリカの反ザフトレジスタンス「明けの砂漠」のリーダー。バルドフェルド隊に占領された郷土を解放すべく戦っている。アフリカに降下して来たアークエンジェルと共同戦線を張った。地球連合軍に好意を持っているわけではないが、彼らの主敵はザフトであった。以前は大学教授で、ウズミとは旧知の仲。<!--『FINAL PLUS』にも登場する。-->
 
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== その他 ==
=== アル・ダ・フラガ ===
*声 - [[三戸耕三]]、『[[機動戦士ガンダムSEED#放映リスト|スペシャルエディション]]』では関俊彦
:ムウの実の父親であり、代々続く資産家の当主。妻の影響を受けたムウを嫌い、ユーレン・ヒビキに、[[コーディネイターとナチュラル#スーパーコーディネイター|スーパーコーディネイター]]の研究への支援と引き換えに、自らのクローンを生み出す事を依頼した。当初、自分の資質を100%受け継いでいないムウを忌避してクローンの成功体である[[ラウ・ル・クルーゼ|ラウ・ラ・フラガ]]に家督を継がせようとしたが、彼がクローンゆえに寿命が長くないとわかると、ラウを捨て、改めてムウに跡を継がせようとした。その後、捨てられたラウが屋敷に火を放ち、逃げ遅れたため死亡。ムウのおぼろげながらな記憶によると、アルは「傲慢、横暴、疑り深い」性格であったと言う。彼のクローンは他に[[レイ・ザ・バレル|レイ]]が誕生している。
 
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=== エルと母親 ===
*エル(声 - 豊口めぐみ)、母親(?)
:キラが故障した救命ポッドをアークエンジェルに持ち帰った時に乗っていたヘリオポリスの避難民の親子。地球への降下時、シャトルをイザークに撃墜され、ほかの避難民達と共に死亡。
 
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=== ジョージ・グレン ===
*声 - [[堀秀行]]
【人種:コーディネイター、誕生日:C.E.-16年4月1日、没年:C.E.53年】
:人類初の[[コーディネイターとナチュラル#コーディネイター|コーディネイター]]であり、「ファーストコーディネイター」と呼ばれる。
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=== ヴィア・ヒビキ ===
*声 - 桑島法子
:キラとカガリの実の母。ナチュラル。夫ユーレンと同じく[[遺伝子]]研究所に勤務する研究者だが、人為的にヒトを作出することに否定的であり、劇中でも心中を吐露している(これとほぼ同じセリフをシーゲル・クラインもパトリック・ザラに対して発している)。カガリはヴィアの胎内で自然に育ち分娩されたが、キラは受精卵の段階で母胎から取り出され人工子宮内で育成された。「[[コーディネイターとナチュラル#スーパーコーディネイター|最高のコーディネイター]](スーパーコーディネイター)」を創造しようとする夫ユーレンが我が子を実験体としたのは、子供や人類のためではなく単なる研究成果の証明に過ぎないことを見抜き、激しく非難した。
:[[ブルーコスモス]]襲撃の際、キラとカガリを実妹夫婦であるヤマト夫妻に預ける。キラとカガリはヤマト夫妻に連れられてメンデルを脱出しオーブへ亡命したため、難を逃れた。キラと同じ茶色の髪と紫色の瞳をしている、<!--キラの容姿は彼女の遺伝要素が強いと思われる。-->
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=== マルキオ導師 ===
*声 - [[中井和哉]]
:盲目のナチュラルで、地球連合・プラント双方からの信頼があり、その影響力はかなりのものがある。キラやラクスを「[[SEED (ガンダムシリーズ)|SEED]]を持つ者」と呼ぶ。普段はオーブ近海の孤島で孤児たちと共に暮らしている。オーブ近海で行われた戦闘の際は、アスランとの交戦により負傷したキラを保護している。地球連合外交官の肩書きを持っており、地球連合事務総長オルバーニの親書「オルバーニの譲歩案」をプラント最高評議会に提出するために外交官特権で渡航した際には、キラのいるプラントのクライン邸に滞在した(プラント評議会は受け取ったこの譲歩案を「愚にもつかぬ講和条件」として即刻却下している)。停戦後は、オーブの小島の小さな建物にキラとラクスの2人を迎え入れ、子供達と暮らしていた。
:『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|SEED ASTRAY]]』では、[[コズミック・イラの勢力#ジャンク屋組合|ジャンク屋組合]]を国際的な組織として認めさせる事に成功している。
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=== ヤマト夫妻 ===
*声 - [[松本保典]](夫ハルマ・ヤマト)、[[井上喜久子]](妻カリダ・ヤマト)
:キラの育ての親。カリダはヴィア・ヒビキの妹であり<ref name="kousiki"/>、本来キラの叔母にあたる人物である。ブルーコスモス襲撃の間際にヴィアからキラとカガリを託されメンデルから脱出する。その後、キラは自分たちの手元で育て、カガリはなぜかアスハ首長家へ里子に出した。コペルニクス在住時には、アスランの面倒を仕事で留守がちな彼の母レノアに代わってよく見ていた。そのため、アスランは彼女が作る[[ロールキャベツ]]が好物であった。カリダはレノアと親友でよく相談に乗ってもらっていた事もあり、コペルニクスからプラントへの移住を望んでいたが、ハルマがプラントよりコーディネイターとナチュラルが共存していたオーブを選び、ヘリオポリスに移住した。
:停戦後は、マルキオ導師の孤児院の手伝いなどをしながらキラの様子を見ていた。
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=== ユーレン・ヒビキ ===
*声 - [[柳沢栄治]]
:キラとカガリの実の父。コーディネイター作成禁法下でコーディネイター出産を一大産業としておこなっていたGARM R&D社は[[遺伝子]]研究の[[メッカ]]L4コロニー「[[コズミック・イラの施設#メンデル|メンデル]]」に研究所を持っており、彼はそこで主任研究員として勤務していた<ref name="kousiki"/>。
:「最高のコーディネイター(スーパーコーディネイター)」創造のため、「人工子宮」を開発し、妻ヴィアに宿った自らの二卵性双生児(受精卵)の内男児のほう(キラ)を実験体とした。しかし、実験の成功(キラの誕生)直後、[[ブルーコスモス]]の襲撃を受け生死不明となった。