「DETONATORオーガン」の版間の差分

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Ikkionline (会話 | 投稿記録)
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== 登場人物 ==
; 真道トモル:[[声優|声]] - [[山寺宏一]]
: 23世紀の、地球の理想都市<CITY-NO.5>に住みながら、20世紀を“古き良き時代”と感じる17歳の少年。そのため懐古趣味的な面があり、博物館に通って20世紀の機械を眺めたり、古いジャケット(Luftwaffe:[[ドイツ空軍]]の制服)を好んで着たりといったシーンが見られる。
: 将来の目標を見出せず、バーチャルリアリティの世界で遊ぶ中でオーガンの呼びかけを受けた。イバリューダーの襲撃に巻き込まれ、神先未知の危機を目の当たりにして自分の無力さを痛感し、「守る為の力が欲しい」と望み、オーガンと合身(リンク)し、イバリューダーの尖兵を退ける。
: その後はオーガンから受け継いだ記憶のビジョンに恐怖し、リンクを拒否していたが、陽子の「守るべき対象が見つかった時が戦いの時」という言葉を受け、自分の守るべきものが何かを考える。戦いの中で未知とは相思相愛の仲となっていき、最終決戦の前には互いに抱擁を交わして戦場に赴いた。
:ラストシーンの博物館にてジャケットが飾られており、度重なるオーガンへの融合による反動で体を蝕まれていたのか、35歳の若さで亡くなったことが解っている(2295~2330と書かれている)。
; オーガン:声 - [[山寺宏一]](二役)
: 侵略者「イバリューダー」の中でも勇者と称えられるほどのデトネイタークラスの戦士。ミークの親衛隊長であり次期ヘッド・デトネイターだったが、ある時イバリューダーを裏切り、地球に向かって脱走する。亜光速で地球へ向けて脱走する最中に元同僚のデトネイター一人を倒している。身長は3メートルと小型だが、恒星間移動すら可能とする驚異のテクノロジーの結晶。
: 月で追っ手達と相打ちになって撃破されたかに思われたが、既に逃走中から自身の「設計図」を地球へ発信しており、その設計図を元に防衛組織E.D.F(エディフィ)の地下プラントで再成され、トモルに呼びかけを続けながら静かに復活の時を待っていた。
: トモルとリンクし、イバリューダーの尖兵を退けた際に自らの記憶を彼に託し、自分が地球にやって来た理由や、イバリューダーのテクノロジーなどのデータを預けた。
; 神先未知:声 - [[冬馬由美]]
: E.D.Fに所属する天才科学者。オーガン再成など重要プロジェクトに携わる。優秀な人間を人為的に作り出す「コンプリペント計画」により生み出された。ゾアの邪念に取り込まれて精神を破壊されかけたトモルを命をかけて救おうとするなど、戦いの中でトモルとは相思相愛となっていき、彼女を守ることがトモルの戦う意義となっていく。
; アイザック:声 - [[田中信夫]]
: 未知とほぼ同じ時代に作られた有機スーパーコンピューター。人格インターフェースを備えており、人間と同じように会話、思考する。未知と同一のテーマについて推論する場合、その帰結は未知と同じものをみることが多い。[[マックス・ヘッドルーム]]を意識したビジュアルになっている。正式名称<I-ZACK・O1/2(オーハーフ)>
; 久見・ジェファーソン:声 - [[笠原弘子]]
: シティNO.5のアイドルのように祭り上げられている少女。目が不自由だが予知能力があり、その予言は抽象的ではあるが、必ずといっていいほど的中する。
:小説版では盲目である状態が医学的な欠陥に因るものでは無い事などが記されている。
: 他にもテレパシーのような能力を持ち合わせており、オーガンや敵と会話を行っている。さらには強制的に時間を進ませ日の出を早める現象を起こしている。この能力がオーガンに大きな力を与えることになる。
; ノック:声 - [[関俊彦]]
: トモルの友人。俳優志望らしく、E.D.FのCMキャラクターに選ばれた際には嬉々としてトモルに自慢していた。
; 明貴ミヤビ:声 - [[井上喜久子]](ゲーム版のみ)
=== E.D.F(エディフィ) ===
地球統合国家ユニファの紛争鎮圧部隊。オーガンの世界では、兵士の一人一人が強力な装備を身につける為、大規模な部隊を展開する必要が無いので、地域鎮圧には少数精鋭で事に当たる。
; 美剣陽子:声 - [[篠原恵美]]
: E.D.F戦闘機部隊・バード中隊のリーダーを務める、勝気で男勝りな女性。[[ボク少女#オレなど|一人称は「俺」]]。トモルに重要な助言を与える。
: イバリューダーと2度交戦するも、乗機の力不足から2度とも撃墜されるなど不遇の目に遭っていたが、最終決戦では地球製ソリッドアーマーのパイロットに任命され、最後まで戦い抜いた。
; ウェッジ:声 - [[梁田清之]]
: 陽子の部下で、茶髪の男。
; バージル(小説版ではゴードン):声 - [[江原正士]]
: 2巻でトモルに突き飛ばされた金髪の男。
 
 
=== イバリューダー ===
宇宙を放浪する、戦闘種族。これまでに多くの星々の種族を滅ぼしてきた。ブラックホールの重力にも耐える強靭な身体や、単独での恒星間航行能力、一体で一つの都市を壊滅させる程の火力、優れた探知能力等、単体でも驚異的な戦闘能力を誇る。種族としての目的は、未知の敵と戦う事でより強い力を得て、次の戦いに勝利する事のみである。その戦闘プロセスも一般的な軍隊とは異なり、ソリッドアーマーによる各個撃破→艦砲による打撃→要塞砲による殲滅という通常とは逆のプロセスであり、戦闘情報(経験)収集と勝利・敵殲滅のみに主眼が置かれている。イバリューダーは全て、総統ミークの指示の元で動いている。彼らは総統ミークを頂点とする階級社会であり、また種の目的(戦闘・強化・殲滅)のために個々が奉仕する全体主義社会であるなど、アリやハチに似た社会構造を持つ。総統ミークの命令=種の目的に逆らった者は抹殺される。
; ラング:声 - [[若本規夫]]
: リーブと同時期に地球にやって来たイバリューダーの戦士で、オーガンの元上官であるヘッド・デトネイター。女子供であろうとも容赦なく抹殺する冷酷な性格であり、地球では脱走した元部下であるオーガン抹殺を至上任務とする。
: オーガンの思考を読んでの攻撃によって優位に立つが、リーブの助言によってそれを逆手に取られ、形勢はほぼ互角に。相打ち覚悟で都市ごとオーガンを消滅させようとするが…
; リーブ:[[:声 - 冬馬由美]](二役)
: オーガンを追って地球にやって来た斥候型(スカウト)イバリューダーの女戦士で、オーガンのかつてのパートナー。未知の夢の中に現れ、オーガンの居場所を突き止めようとするが、そのやり取りの中でオーガンが地球を目指した理由を知り、イバリューダーのヒントを未知に教えて去っていく。
: その後、同時期に地球にやって来たラングと戦うオーガンに助言を与えるなど、最終的にはイバリューダーの意に反した行動を取ることとなる。
; ミーク:[[:声 - 笠原弘子]] (二役)
: イバリューダーの総帥。未来を予見する能力を持っているとされ、イバリューダーの行動はミークの予言によって決定される。普段は顔しか見えないが、イバリューダーの中で唯一地球人と同様の肉体を持っている。OVA本編では単なるコンプリペント計画のプロトタイプ体であるが小説版ではシグナライト計画に参加していた超能力航海士(サイキックナビゲーター)の母が宇宙の環境で産んだ特殊な変異体である事が明かされている。
; ハイパーゾア:声 - [[内海賢二]](ハイパーゾアの名称は設定資料集から)
: イバリューダー達を統率する総司令にして最強の戦士。そのマスクの下には生身の人間の顔が覗く。ミークを絶対者として崇めているが…
 
== 登場メカ ==