「アドミラルティ諸島」の版間の差分

'''アドミラルティ諸島'''(Admiralty Islands)とは[[南太平洋]]にある[[諸島]]。[[ビスマルク諸島]]の北部を構成するし、約18の島からなる[[島|諸島]]。最大の島の名前から'''マヌス諸島'''(Manus Islands)とも呼ばれる。[[パプアニューギニア]]の'''[[マヌス州''']](Manus Province)を構成に属する。州都は[[ロレンガウ]](Lorengau)。面積は21002,100 km²で、人口は32,713人。

== 経済 ==

== 歴史 ==

約3,500年前にはラピタ人が居住していたが、約2,000年前にはその文化も消滅している。ヨーロッパ人が来航し始めたのは17世紀のことである。アドミラルティ諸島は1880[[ニューギニア島]]北東部と同じように1884年に[[ドイツ]][[植民地]]の[[保護国ドイツ領ニューギニア]]になり、1920年、第一次世界大戦後は[[オーストラリア]]の[[委任統治|委任統治領]]のニューギニア準州の一部となった。

[[第二次世界大戦]]初期に[[日本軍]]が占領し、1942年4月にマヌス島のRossun近くに小規模な基地が作られた。1944年2月29日、[[ダグラス・マッカーサー]]率いる[[アメリカ軍]]軍が上陸し、日本軍を全滅させて占領した（[[アドミラルティ諸島の戦い|ブルーワー作戦]](Operation Brewer)）。アメリカ軍は[[ゼーアドラー湾]]に大規模な基地を建設し、それはその後の[[ニューギニアの戦い]]や[[フィリピンの戦い (1944-1945年)|フィリピンの戦い]]において侵攻拠点として使用された。戦後は、[[今村均]]が[[戦犯]]として一時服役している。1975年の独立に伴い、パプアニューギニアとなっている。

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