「サヌーシー教団」の版間の差分

[[1912年]]に[[ローザンヌ条約]]和平が結ばれキレナイカはイタリア領リビアとなったが、サヌーシー教団は抵抗を続け、[[第一次世界大戦]]中もトルコの支援の下イタリアと戦った。[[1920年]]に一時停戦が成立し、サヌーシー教団の指導者ムハンマド・イドリースをキレナイカの支配者と認めたものの、[[1922年]]に[[ムッソリーニ]]がイタリアの政権を握るとともに再び戦闘が勃発し、イドリースは[[エジプト]]に逃れた。しかしサヌーシー教団のオマール・ムフタールはなおも内陸部で抵抗を継続し、[[1931年]]までイタリア軍と戦い続けたが、同年とらえられ処刑された。