「イグルー」の版間の差分

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[[ファイル:Qarmaq 1 1997-08-02.jpg|thumb|270px|クジラの骨でできた半地下の冬場の住居でイグルーの形態の一つ<br />(カナダ北部の[[ヌナブト準州]]にある[[コーンウォリス島]]の町[[レゾリュート]]近郊)]]
'''イグルー'''([[イヌクティトゥット語]]:[[wikt:en:iglu|iglu]]、[[英語]]:[[wikt:en:igloo|igloo]])とは、エスキモー諸民族のイヌクティトゥット語における'''[[家]]'''([[季節]]や[[環境]]において大まかに3つの[[形態]]に使い分けられていた)を意味し、英語など欧米を中心にした言語での多くは、[[エスキモー]]の文化における住まいの「3つの[[形態]]の中の1つ」を取り上げた、極寒の状況における[[狩猟]]の旅先での、[[ツンドラ気候]](および、[[氷雪気候]])に適応した[[雪洞]]構造の'''[[避難施設]]'''(英語ではシェルターと記述されハウスではない)を言う。
<!--英語の意味においてのイグルーにこだわった編集が見られるが、ここでのトピックは欧米の文化ではなくあくまでも北米の北方の先住民の文化であるのだから、彼らの文化として、言葉としての「家」を書くべきでしょう。彼らには家と避難施設の区別はなく、三つの家のすべてを意味するわけだから三つの家平等に取り扱うか、若しくは客観から住居として捉えるなら、仮の住居(避難施設)はサブカテゴリーにさえなってしまうのでは?英語などにおける意味は、注目されやすい(面白がって)その民族の持つ文化や言葉の意味を、深く知ろうとしなかったために生じた違訳や誤解ともとれるものであると思う。ウィキペディアの持つ意味はそういった偏見や偏向した情報をなるべく客観的に、分け隔てなく伝えることになるのではないですか、日本語版以外の多言語におけるイグルーの稿の、ほとんどが圧雪ブロックの避難施設しか取り上げていないが、それが一般的な解釈だからというのは、正論ではないと思う。日本語版や私の考えが至上だとは言わないが、アンチテーゼになるとしたら、それは意味のあることではないでしょうか?今後この稿を編集する人にも一考を望みます。-->
 
== 概要 ==
[[ファイル:Iglu 1999-04-02.jpg|thumb|270px|圧雪[[ブロック]]のイグルーの外観([[バフィン島]])]]
[[ファイル:Igloo spirale.jpg|thumb|270px|ブロックを積み上げていくイメージ]]
[[ファイル:Igloo scheme.png|thumb|270px|横から見た断面図<br />1.主屋 2.通路と貯蔵庫 3.窓 4.換気穴]]
[[ファイル:EskimoIglooDrawing.jpeg|thumb|270px|主屋を描いた[[イラストレーション|イラスト]]]]
エスキモー諸民族のイヌクティトゥット語における3つの形態の家
{{Wiktionary|:en:igloo}}
[[カナダ]]や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]などに住む[[エスキモー]]諸民族([[イヌイット]]、[[ユピック]]、[[イヌピアト]]、[[カラーリット]]などが含まれる)はイグルーと呼ばれる家に住むが、夏用の[[アザラシ]]や[[セイウチ]]の革を利用した[[テント]]と、冬用の半地下または[[石垣|組石造]]の外壁で作られ、[[屋根]]には板や[[皮革|革]]を張り、その上に[[土]]・[[芝土]]・[[苔]]などで[[wikt:覆|覆い]]、[[防寒]]対策の[[前室]]を供えた住居がある。
{{Wiktionary|:en:iglu|Inuktitut:iglu}}
 
[[木]]などの[[植物]]が育たない地域で暮らしていることが多いので、これらの住居の[[骨組]]として、[[柱]]や[[梁 (建築)|梁]]に[[流木]]や「[[鯨骨|鯨の骨]]」が利用されている。ちなみに、イグルーという名称で馴染み深い、圧雪を[[ブロック]]状に切り出し積み上げた丸い[[ドーム]]の家は、カナダのイヌイットだけが作る「[[狩猟]]の旅先での仮の住居(避難施設)」である。
'''イグルー'''([[イヌクティトゥット語]]:[[wikt:en:iglu|iglu]]、[[英語]]:[[wikt:en:igloo|igloo]])とは、[[エスキモー]]の文化における、[[ツンドラ気候]](および、[[氷雪気候]])に適応した[[雪洞]]構造の[[住宅|住居]]形態を言う。
 
現在では、近代的な、防寒対策の施された壁式木造住宅(北米を中心とした[[2×4工法]]など)に住み、伝統的な狩猟も日々の糧や収入を得るために行っているが、そのほとんどが、[[ジェットスキー]]を使った短期的な漁や猟であるため、圧雪ブロックを使った仮住まいも狩猟先で、作ることは少なくなったといわれる。
利用状況において大まかに3つの形態に分けられる。
 
== 概要 ==
[[カナダ]]や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]などに住む[[エスキモー]]諸民族([[イヌイット]]、[[ユピック]]、[[イヌピアト]]、[[カラーリット]]などが含まれる)はイグルーと呼ばれる家に住むが、夏用の[[アザラシ]]や[[セイウチ]]の革を利用した[[テント]]と、冬用の半地下または[[石垣|組石造]]の外壁で作られ、[[屋根]]には板や[[皮革|革]]を張り、その上に[[土]]・[[芝土]]・[[苔]]などで[[wikt:覆|覆い]]、[[防寒]]対策の[[前室]]を供えた住居がある。
 
[[木]]などの[[植物]]が育たない地域で暮らしていることが多いので、これらの住居の[[骨組み]]として、[[柱]]や[[梁 (建築)|梁]]に[[流木]]や「[[鯨骨|鯨の骨]]」が利用されている。ちなみに、イグルーという名称で馴染み深い、圧雪を[[ブロック]]状に切り出し積み上げた丸い[[ドーム]]の家は、カナダのイヌイットだけが作る「[[狩猟]]の旅先での仮の住居」である。
 
== 圧雪ブロックのイグルー ==
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== 外部リンク ==
{{Wiktionary|:en:igloo}}
{{Wiktionary|:en:iglu|Inuktitut:iglu}}
* [http://www.seinen.go.jp/outdoor/00006/ 国立青年の家「簡単イグルーの作り方」]<!--リンク切れ?-->