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[[日本語]]では名詞について複数を表す「たち」「ら」「ども」といった[[接尾辞]]がある。ただし、英語と異なり、「猫たち」といってもそれは猫だけが何匹もいるとは限らず、猫を含めて犬や鼠、鳥…といった動物が総合的に複数いることを表すこともある。そのため「山田君たち」という表現が成立し、それは何人もの山田君がいるのではなく、山田君を代表とするグループで複数の人間がいることを示している。つまりこれら接尾辞は、文法上の数を表現するものではない。しかも、一般には無生物には用いられない(ただし例外的に古い言い回しでは「ことども」などと言う)。
 
そのほか、「人々」「山々」「国々」など名詞を反復する言い方あるが、これ特定の名詞にしか用いられず、「*机々」などとは普通言わない([[インドネシア語]]にも同じ用法があるが、かなり一般の名詞に適用される)。
 
このように日本語には、文法上の数は存在しない。