「ベル・アンド・セバスチャン」の版間の差分

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== 歴史 ==
1996年に[[グラスゴー]]にて結成。同年、大学の音楽コースのレーベル「Electric Honey」より1stアルバム「Tigermilk」をレコードで1000枚限定リリース。この初回盤は、一時期ネットのオークションで400ポンドもの値がつくほどのプレミア盤となった。バンドがスタートした時点でのメンバーは[[スチュアート・マードック]]とスチュアート・デイヴィッドのみであったが、アルバム製作のため、スティーヴィー・ジャクソン、[[イザベル・キャンベル]]、クリス・ゲッズ、リチャード・コルバーンを招き入れる。
 
さらに、2ndアルバム「If You're Feeling Sinister(邦題:天使のささやき)」をJeepstarレーベルよりリリース。バンドのアルバムが公にリリースされたのはこれが最初で、当初はこのアルバムがバンドのデビュー作というような見方がされていた。このアルバム製作時にサラ・マーティンが加入。
 
1998年、3rdアルバム「The Boy with the Arab Strap」をリリース。UKチャートで12位に入る好セールスを記録。また、このタイミングでミック・クックが正式にバンドに加入。
 
1999年にはブリット・アウォーズにてベスト・ニューカマー賞を受賞。同年、音楽フェスティバル「ボウリィ・ウィークエンダー」を地元スコットランドにて主催。
 
2000年、4thアルバム「Fold Your Hands Child, You Walk Like a Peasant(邦題:わたしの中の悪魔)」をリリース。バンドにとって初めてのUKチャートトップ10入り。さらに、シングル「Legal Man」のヒットを受けイギリスの音楽番組[[トップ・オブ・ザ・ポップス]]に出演。一方、スチュアート・デイヴィッドが自身のバンド[[ルーパー]]の活動に専念するため脱退。代わりにV-Twinよりボブ・ギルデアが加入。
 
20002年には映画のサウンドトラック「[[ストーリーテリング]]」を発表。しかし、中心メンバーであるイザベル・キャンベルがバンドの北米ツアー中に脱退(現在はソロ活動をしている)。また同年、バンドはJeepstarレーベルを離れる。バンドが最後に同レーベルから発表した作品はシングル「I'm Waking up to Us」となった。
 
2003年、イギリスの老舗インディーレーベル「[[ラフ・トレード]]」と契約。同年「Dear Catastrophe Waitress」をラフ・トレードからリリース。[[ペット・ショップ・ボーイズ]]などのポップス作品に多く携わっている[[トレヴァー・ホーン]]によってプロデュースされたこの作品は、翌年の[[マーキュリー・プライズ]]にノミネートされるなど高評価を受ける。また、これまではシングル曲はアルバムに収録されていなかったが、このアルバムよりシングルカットというかたちでシングルがリリースされ始める。ちなみに、アルバムに収録されなかったシングル作品は、2005年にコンピレーション「Push Barman to Open Old Wounds(邦題:フルキズ・ソングス)」としてまとめてJeepstarよりリリースされる。
 
2006年、7thアルバム「The Life Pursuit」をリリース。UKチャートで8位、USビルボードチャートで65位とセールスで健闘する。同年、[[フランツ・フェルディナンド]]や[[クークス]]と共に、子供向けとうたったチャリティーアルバム「Colours are Brighter」をリリース。以後、時々ライヴをするものの、2009年現在までバンドとして表立った活動はほとんど見られない。2008年にはライヴアルバム「BBCセッションズ」を、2009年にはスチュアートプロデュースで「God Help the Girl」名義のアルバムをリリース。