「航空路」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
13行目:
上記以外にも、洋上管制区の飛行経路と陸上の航法無線施設とを結ぶ'''洋上転移経路'''(OTR)、標準計器出発方式(SID)の最終フィックスと航空路を結ぶ'''転移経路'''(トランジション)、比較的短距離の2地点間の直行飛行を行うための'''直行経路'''、エンルートで空中待機を行うための'''エンルート待機経路'''等がある。
 
また、航空路やRNAV経路、その他の経路を総称して'''ATSルート'''ととも呼ぶ。
 
== 航空路の種類 (地理条件別) ==
28行目:
== 航空路と高度 ==
=== 最低経路高度 ===
'''最低経路高度'''(Minimum En-route Altitude)とは、航空路、RNAV経路、直行経路および一部の洋上転移経路の'''2地点間'''に設定される、[[計器飛行方式|IFR]]の航空機が飛行できる最低高度のこと。航空保安無線施設からの電波の到達距離や障害物からの距離によって算出される。'''MEA'''と略される。
たとえば、航空路上の地点Aと地点Bの間のMEAが6000フィート、地点Bと地点Cの間のMEAが8000フィートで、現在6000フィートの高度を地点Aから地点Bへ飛行しているIFR機がある場合、そのIFR機は地点Bを通過したら直ちに8000フィート以上まで上昇しなければならない(地点Bを6000~8000フィートで通過することは'''できる''')。