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;[[2009年]]
開幕前、守備固め要員として[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|第2回WBC]]の代表に選出される。規定打席に達したことすらなく、他かったも代表選手に比べ実績で大きく劣る亀井選出には批判もあったがこれは亀井の守備を高く評価していた、[[高代延博]]コーチの強い推薦によるものだった<ref>「WBCに愛があった」(高代延博著、[[ゴマブックス]]刊)より。</ref>。出場機会は多くなかったが、3試合の出場で1安打1犠打1盗塁を記録し、またムードメーカーとしても日本の優勝に貢献。{{要出典範囲|この経験が、シーズンでの飛躍のきっかけになった。|2009年11月15日 (日) 10:47 (UTC)}}
 
シーズンでは、1番・右翼手で開幕スタメンの座を得るも、開幕当初はいまひとつ調子が上がらず、5番または6番で右打者の谷と併用された。しかし、[[4月25日]]の対中日戦で、左腕の[[岩瀬仁紀]]から代打逆転サヨナラ3ランを放つなど、調子を上げるにつれて投手の左右を気にしない打撃を見せるようになる。夏場以降は[[李承ヨプ (野球)|李承燁]]の不調により一塁手としても起用されるようになり、[[2009年]]6月に28打席無安打のスランプを経験したのち、ラミレスなどからアドバイスを受け<ref>[[週刊ベースボール]]9月7日号より</ref>シーズン25本塁打のうち18本塁打、74三振のうち50三振を7月以降に記録。その後は5番に定着。初の規定打席に到達し、球団記録に並ぶ3本のサヨナラ本塁打を放つ。セリーグでは永川、岩瀬、パリーグでは馬原、武田久など、守護神からホームランを打つことが多かった。[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハム]]との[[2009年の日本シリーズ|日本シリーズ]]でも第5戦での[[武田久]]からの同点本塁打が評価され、優秀選手賞を受賞し、チームの7年ぶりの日本一に貢献。初のタイトルとなるゴールデングラブ賞を外野手として受賞した。
 
== プレースタイル ==
=== 打撃 ===
速球を芯で捕える技術が非常に高い。好不調の波が激しいのが課題だが、好調時には難しい球でも甘い球に見えるとのこと。長打力とバントなどの小技を持ち合わせる。5番で起用されるようになってからは「自分はクリーンナップの一員ではなく、自分の前後にクリーンナップがある」と語っており、「つなぐバッティング」を意識している。<ref name="ynews5kame">{{cite news |title=(2)5番定着 亀井が急成長 |publisher=[[YOMIURI ONLINE]] |url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/npb0007/npb20090926_01.htm |}}</ref>
 
[[2009年]]6月に28打席無安打のスランプを経験したのち、ラミレスなどからアドバイスを受け<ref>[[週刊ベースボール]]9月7日号より</ref>7月に急激にスラッガーのスタイルに変化し5番打者に定着。25本塁打のうち18本塁打、74三振のうち50三振を7月以降に記録しているが、それまでは投手に球数を投げさせる粘り、安定した出塁率や二塁打率の高さ、つなぎのバッティングなどがセールスポイントだった(同年の[[青木宣親]]のような数字をマークしていた)。[[クライマックスシリーズ]]では一過性の活躍ではあるが、打率5割以上をマークした。
 
=== 守備・走塁 ===
遠投110mの強肩であり、送球も正確。さらに守備範囲も広く、高い守備力に定評のある外野手を記録。主にライト・センターを守るが、2009年シーズン途中から他の選手との兼ね合いでファーストを守ることようになった。 50m6秒3と、飛びぬけた俊足ではないが読売新聞の記者による分析によれば、相手の守備陣形を見て意表を突くセーフティバントを成功させたり、相手守備の僅かな隙を突く走塁技術やファイト溢れるヘッドスライディングなど、状況判断能力も兼ね備えている、とのことである。<ref name="ynews5kame"/>
 
== 人物・概要 ==
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[[en:Yoshiyuki Kamei (baseball)]]
[[ko:가메이 요시유키]]
[[zh:龜井義行]]