「崎戸町」の版間の差分

長崎県の[[西彼杵半島]]北西沖の離島である[[蛎浦島]]と西隣の[[崎戸島]]、蛎浦さらに[[五島と列島]]の[[中通島]]との間にある[[江島 (長崎県)|江島]]、[[平島 (長崎県)|平島]]を行政区域とした。町役場は蛎浦島に立地していた。

元々は[[捕鯨]]を中心としたひっそりとした漁村であったが、1880年代の終わりに本郷芋島付近で漁夫によって炭塊（[[石炭]]）が発見されたことをきっかけに、[[炭鉱]]産業の村へと様変わりしていった。石炭が「黒いダイヤ」と呼ばれた採掘の最盛期には、人口は2万5000人余りまで増加し、映画館から病院、商店街が広がる町は活況を呈した。なお最盛期には年間100万トンを出炭していた。

** [[佐世保市港]]（[[佐世保港市]]） - 崎戸（蛎浦島（崎戸） - 江島 - 平島 - 友住（[[南松浦郡]][[新上五島町]][[・中通島]]（友住港）