「東中学3年5組」の版間の差分

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管理教育とイジメが問題化した時期だったこともあり、管理教育とイジメ問題を中心に据えていた。生徒達の登場シーンは、花瓶の水をイジメ対象生徒のエリ口から流し込むシーンであり、学校内の陰湿な「いじめ」を扱った学校ドラマの嚆矢だろう。また、理科担当である担任教師(南こうせつ)の口癖は「変態」(おたまじゃくしが蛙に変態するように、生徒も大きく成長してほしい、との主旨で利用)。このことから、番組内でのあだ名は変態先生、または変態だった。番組のオープニングは生徒達の卒業アルバムの一言コメント集を背景としており、ほとんどの生徒の「中学の思い出」は「変態(先生)が来たこと」(例外あり)。萩原流行が徹底した管理教育側の教員として生徒の恐怖の対象として存在し、番組を通して南こうせつと教育理念でのぶつかり合いをしていた。
 
ただし、最終回の最後の場面においても、「教育とは力です。生徒をグイグイと引っ張っていく力です」と南こうせつに言い放っており、番組が反管理教育の立場に立っていたわけでもなく、同じ中学物の『[[桜中学シリーズ]]』とは大人のシビアな視点で何も解決しないままで終結した
 
評価すべき作品だが、作品自体の暗い雰囲気を指摘する声もあり、未だに評価しにくいのも事実である。
 
==主な出演者==