「ぷいぷい!」の版間の差分

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『'''ぷいぷい!'''』は[[夏緑]]による[[日本]]の[[ライトノベル]]作品[[イラスト]]は[[なもり]]が担当。[[メディアファクトリー]]・[[MF文庫J]]より刊行。なお、通算12巻目からはストーリーが二学期編に突入すると共に、作品タイトル題名が『'''ぷりぷり!!'''』に変わっ更された。また、なもりによる[[漫画]]作品が同社『[[月刊コミックアライブ]]2007年5月号から2009年4月号まで連載されていた。作画は原作のイラストと同じなもり。コミック版は全3巻。
 
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== 登場人物 ==
;新木  陣(あらき  じん)
:本作の主人公。春紗学園高等部1年生、男子寮住まい。整った顔立ちだがかなりの無愛想。三度の飯より考古学特に[[楔形文字]]が好き。が、飯も好きでかりの[[飯喰らい食漢]]両親はどちらも海外で活動する考古学者であり、そ職分から海外に居ることが多く両親を持つため口には出さないが陣はそのせいで独り寂しい思く男子寮住まいをしている。なぜかソロモンの指輪を所有し、ランプの魔神(シエラ)のご主人様となる。入学当初はシエラの事をまったく気にしていなかったが、最近は徐々に意識しつつある。
:両親に自分を認めさせるためようとソロモンの財宝と[[聖櫃]](アーク)を探そうとしてい求す。ところソロモンの指輪の所持者を得たなった事で同時に聖櫃に封印された妖魔である'''アークダイモン'''の封印資格者となってしまい、己の魔神であるシエラ共々たため、妖魔たちに狙われる身標的となってしまった為、う。死活問題としてアークダイモンの完全封印を可能とするアイテムである聖櫃を探す。そして遂に手がかりを掴み、聖櫃を発見するのだが…
:名前の由来は[[アラジンと魔法のランプ|アラジン]]から。
;座堂  シエラ(ざどう-)
:座堂財閥の美貌の令嬢で春紗学園の憧れの存在。陣の同級生。実際は超腹黒の超猫っかぶりで、陣のみその本性を知っている。ランプの魔神の末裔であり、陣によって召喚される。かなりの世間・常識知らずで、セレブの生活を失わないために魔神レベルを上げようと頻繁に召喚を催促するが、あまり役には立たない。
:春紗学園の憧れの存在。新木陣のクラスメイト。その美貌もさることながら、座堂家という有名な財閥の令嬢で、ほとんどの生徒が尊敬の眼差しで見ている。ところが実は異常に外面が良いだけであり、実際は超腹黒の超猫っかぶりで、その本性は陣だけが知っている。
:新木同様、両親になかなか会えないことを寂しく思っている。身の上で、セレブ生活を失うことを恐れへの維持に固執するのも、それが一家離散の引き金になりかねないがためと考えての事。また学園で唯一、自分の事シエラを空気ほどにも意識しなかったの事を興味レベルで気にしていたのだを抱くが、現在ではその思いが昂じて意識してしまうまでになっはじめている。
:ランプの魔神の末裔であり、新木陣によって召喚される。最初の召喚で思わず陣に詰め寄ったのが、陣に自分の本性を知られるきっかけとなってしまった。かなりの世間&常識知らず。セレブの生活を失わないために魔神レベルを上げようと、陣にしょっちゅう呼び出すように言っているが、あまり役に立ったためしがない。
:名前の由来は[[シェヘラザード]]から。なお「シエラ」という名前は本当は漢字らしい。
:新木陣と同様、両親になかなか会えないことを寂しく思っている。セレブ生活を失うことを恐れるのも、それが一家離散の引き金になりかねないがための事。また学園で唯一、自分の事を空気ほどにも意識していなかった陣の事を興味レベルで気にしていたのだが、現在ではその思いが昂じて意識してしまうまでになっている。
:名前の由来は[[シェヘラザード]]から。
:なお「シエラ」という名前は本当は漢字らしい。
:使用できる魔法(ただし物語途中で魔法書を奪われてからしばらくは「再発行」中の為、使用できない)
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=== 座堂家関係者 ===
;座堂 冷(ざどう ピエール)
:シエラの父で先代の魔神。現在は単なるヘタレオヤジである。
:「冷」と書いて「ピエール」と読む。作中では通常カタカナ表記。なんでも「冷」→「冷える」→「ひえーる」→「ピエール」なんだとらきている
;座堂 踊(ざどう オードリー)
:シエラの母。一見、浪費家のセレブと思われていた、実は超貧乏な庶民の出身で、座堂家の住み込みメイドからピエールの妻となった。かつては前人未到の偉業を成し遂げた伝説のフリーターであったらしい。非常なやり手であり、座堂家の資産を運用して複合型国際大企業「シェラザード」を築いていた。その為、座堂家は依然としてため、以前にも増して大金持ちであ座堂家は裕福となり、魔法による財産を生み出す事も、構築やシエラが魔神レベルを上げが不要であ必要も無い事ことが7巻で判明した。
:名前の漢字が「踊」であることは陣に見破られた。夫同様、作中では通常カタカナ表記。
;ニコライ・パブロフ
:座堂家の執事でシエラのお抱え運転手。ロシアの執事の名門の出。KGB([[ソ連国家保安委員会]]ではなく、『今日も元気に冒険だの会の略、との事)に知り合いがいる。
;メアリー・サバント
:座堂家のメイド長。大英帝国の女王に仕えた名門の出。ニコライに対し対抗意識を燃やしている。
;岸辺(きしべ)
:座堂家御用達のペンションのオーナー。普段は華奢でナイーブな雰囲気だが、気を引き締めると格好よくなる。
;岸辺  水斗(きしべ  みなと)
:ペンションの一人息子。母親がいなくなり塞ぎこんでいた。
;岸辺  水菜子(きしべ  みなこ)
:ペンションのオーナーの妻。町へ出かけた後、蒸発してしまった。
;毒呂  説子(どくろ  せつこ)
:高等部一年生。軽音部員。周りが引くほどの毒舌。部長の夕也には突っぱねた態度をとるが、本当は応援している。
;コーレム
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:コーレムの内の一体が焼き締められて陶器になったもの。コーレムより硬く、小さい。普段はシエラの携帯のストラップになっていて、周りはロボットだと思っている。意外に機転が利き、陣やシエラの窮地を救った事もある。
;ミハイル・イワノビッチ
:KGB(今日も元気に冒険だの会)のメンバー。催眠ガスや記憶を消す怪しい薬品を使う(神業めいた腕前を見せてゴム弾で陣を狙撃したスナイパーも彼であると思われる)。「旧ソ連の科学力」云々と盛んに口にするが、[[ソ連国家保安委員会]]との関連は不明(それどころか本当にロシア人であるかどうかも疑わしい)。語尾に「ダー」とつける癖(?)がある。
 
=== 新木家関係者 ===
;新木  大胡(あらき  だいご)
:陣の父親。7巻で初登場
:超[[ダウジング]]能力者で、数々の歴史に残る発掘をダウジングによって探し当てた。[[ダビデ]]神殿の発掘調査中、唯一神の否定のアークダイモンである[[ヘロデ大王|ヘロデ王]]の下僕である[[サロメ (ヘロディアの娘)|サロメ]]の襲撃を受け、妻と発掘隊員たちは塩の柱にされ、彼自身は「奈落」と呼ばれる地下道に落とされた。しかしそこでアークダイモンに対抗しうる武器「ソロモンの判決」を発見。ヘロデへの逆襲の準備を整えるべく密かに日本へ帰国し、サロメの陣たちへの襲撃に割って入った。そして聖櫃を発見した陣の実力を渋々ながら認め、共に敵本拠地であるヘロディオン(ヘロデの墓)へと赴くことを決意する。
;標野  紫乃(しめの  しの)
:京都大学考古学部の助教。20代半ばの京美人。大胡の知人でもあり、彼女の論文が陣に聖櫃の在り処の手がかりを与える事になる。
=== 春紗学園高等部 ===
;近衛  右京(このえ  うきょう)
:陣たちが暮らす男子寮「橘寮」の寮長かつ高等部生徒会長。剣道部に所属する古風というより時代錯誤な日本男児で女嫌いだが、密かにシエラに対し好意を抱いていたが、紆余曲折あって自分の想いを理解して江利子と付き合うことに男子寮を女人禁制としていたが、女子寮との勝負に負けた結果、男子寮の女人禁制をしぶしぶ解除した。
;宇多田  夕也(うただ  ゆうや)
:陣の友人でルームメイト。[[エア・ギター]]しか弾けない軽音楽部員で、中等部の女子にはそこそこ人気があるが高等部の女子には相手にもされない。[[エア・ギター]]しか弾けない。
:7巻でサロメの襲撃の巻き添えを食らって塩の柱にされてしまった。
;氷室  江利子(ひむろ  えりこ)
:高等部生徒会副会長。あらゆる様々な職種のアルバイト経験がある苦学生。右京が好きで、自分の事を見てもらうために盗撮によってシエラの本性を暴こうとするが、空回りしてばかりいる。しかし…
;雅  麗亜(みやび  れいあ)
:高等部3年生で女子寮「桜寮」の寮長。スタイル抜群だが口が悪い。右京に対しからかい気味にケンカを売っている。寮に住む生徒たちに「お姉様」と呼ばせている。
;桃井 杏(ももい  あん)
:陣シエラのクラスメイト同級生。陣には密かに想いを寄せている。女子寮では、愛花とは仲がいいがお互い恋のライバルと気づいていない。学校では、ちょっとゆるめの性格で男子から人気である。
 
=== 春紗学園中等部 ===
;香住  愛花(かすみ  あいか)
:中等部一年生。陣の幼馴染で、妹的存在。ドジっ娘で、所属する家庭科部では破壊行為が繰り返される。
;安藤  奈津(あんどう  なつ)
:中等部3年生。大食いだがナイスバディである。家庭科部部長で、よく料理の薀蓄を披露するがウケはあまり良くない。ただし料理に関係ない薀蓄はこの限りではない。
;本田  聡子(ほんだ  さとこ)
:中等部3年生で図書委員。「ククク…」と怪しげな笑い声をする。占いに凝っている。精通し本とフィギュアが好き。「ソロモンの鎖骨」という本から妖魔を召喚した。家庭科部の奈津とは仲がいい。
:正体偶像崇拝のアークダイモンである他のアークダイモンたちに先駆けて、約2000年前に封印から解放された。神をも凌ぐ最強の存在となる為にを目指し人間の知恵を利用してきたが、その過程で人間の叡智の結晶である「本」を愛するようになった。忠実な使い魔であった[[セーレ]]を討たれた恨みも併せて、人類の滅亡を目論む唯一神の否定のアークダイモンと敵対し、陣たちと共闘することになる。しかしあまりにも言動が怪し過ぎる為、さから大胡から疑いの目で見ら警戒さ続けている。
=== ペルシャ料理屋 アルフライラ ===
;アルフ・シャムシール
:学校の裏にある「アルフライラ」の看板娘。威勢が良く江戸っ子口調で話す。また豊満な胸を持ち、普段は動きやすさ重視の軽装をしているため陣が目のやり場に困ることもしばしば。実は剣の魔神[[シャムシール]]の家系の末裔であり、陣がアブラカタブラと唱えることで剣に変身し、妖魔を食べることでレベルアップする。本来、アルフ単体では戦うことはできないが、第5巻で[[アークダイモン]]であるサラージャの襲撃を受けた際に、陣を想う「恋する乙女の意地」により「自立した剣の魔人」となった。
:ちなみに、最初は陣の事を食料か単なるソロモンの指輪の所有者としか見ていなかったが、最近は意識し始め、シエラのライバルとなっている。携帯の着信音は「[[剣の舞]]」だったが、最近のちに陣の呪文の声に変更した。
;シキーン・シャムシール
:アルフの父。生粋のペルシャ人だが、中身は生粋の江戸っ子のコンコンチキで、コテコテの江戸っ子弁で話す。「アルフライラ」の店主で先代の剣の魔神。名前は「包丁」の意味で、剣化しても名前の通り包丁サイズにしかなれなかった。
;シャウカ・シャムシール
:アルフの母。外見は髪の色以外はアルフに良く似ている。20代後半ぐらいにしか見えない。包丁の達人で、かつてはシキーンの化身である剣(包丁)を使いこなしてザコ妖魔を倒していた。厚さ200[[マイクロメートル|ミクロン]]の[[切る (調理)#桂剥き|かつらむき]]もできるという。
 
==魔神==
;ナーナ・ギーギ・・
:陣とシエラがカンボジアで助けを求めてきたナギの子供達。双子。左右の目の色が違うのと服の色が違うのも特徴。陣の事を「おとーたま」と呼ぶ。蛇なので変身をとくと大きい姿になって空も飛べる。
== 既刊一覧 ==
=== ノベルス ===