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'''まんこ'''とは、[[女性器]]の[[外陰部]]を意味する[[俗語]]。[[英語]]の''cunt''、''pussy'' などの[[スラング]]に相当する語。現在では女性器の外陰部の名称として、関東を中心として日本の広い範囲で使われる。
 
一般には接頭語「お」を付けて「おまんこ」と表現されることが多い。大変卑猥な語であるからか{{要出典範囲|[[日本]]国内の多くの[[テレビジョン放送局|テレビ放送局]]や[[ラジオ放送局]]では[[放送禁止用語]]とされている。因みに男性器の俗称・[[おちんちん]]は[[放送禁止用語]]とは、されていない。}}
 
大正10年に発行された『言泉』ではまんこは[[陰門]]の小見出し扱いだった。現在では知名度が逆転し『広辞苑』第六版に収録された。
== 語源 ==
{{要出典範囲|この語が使われ始めた当初は、おそらく女性器の外陰部そのものを指すだけであったと思われるが、時代が下ると「おまんこする=セックスする」と言うように[[性交]]そのものを表す言葉としても使われるようになった。}}
戦前の辞書を見ると、たとえば大正10年に発行された『言泉』では[[陰門]]への小見出し扱いだったことから、長らく「陰門」の俗な言い方だったことがうかがえる。しかし、現在では知名度が逆転したこともあってか『広辞苑』でも第六版になってようやく「おまんこ」とともに見出しをとるようになった。
 
この語が使われ始めた当初は、おそらく女性器の外陰部そのものを指すだけであったと思われるが、時代が下ると「おまんこする=セックスする」と言うように[[性交]]そのものを表す言葉としても使われるようになった。
 
{{出典の明記|section=1}}
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== 派生表現 ==
「[[性交]]する」ことを「まんこする」「おめこする」とも言う([[名詞]]の[[動詞]]化)。主に男性間の会話において「あの女とおまんこしたい」などと表現する場合が多い。しかし極めて卑猥な表現なので、通常は女性を交えた会話の中で使わない。関西ではおもに「おめこ」という。<!--最近では、「おめんちぃ」と呼ばれるケースもある。この、おめんちぃは2000年前後に茨城県を中心に広まったといわれている。呼び方自体が直接的でないことから、女性にも好んで使われるようになっている。-->
 
男性の[[運|運気]]を上昇させる女性のことを「[[あげまん]]」、逆に下降させる女性のことを「さげまん」と呼ぶが、この場合の「まん」は「運」を意味する言葉(「まんが悪い」などの用法で知られる)であり、本来は性的な意味は含まれない。しかしながら、最近は誤解されることが多いため、同様な意味で[[ちんちん]]を用いて男性のことを「あげちん」「さげちん」と表現したりする。