「こころの時代」の版間の差分

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==概要==
'''こころの時代'''の番組の原点は、[[1962年]]から[[1982年]]にかけて放送された『[[宗教の時間]]』という教育テレビの番組で、[[宗教]]の話題を中心に、人生の苦境を克服した人物、あるいは人生経験や各種研究の第一人者に対し、インタビュアーとして番組[[ディレクター]]や番組[[アンカー]]のアナウンサーが勤め[[インタビュアー]]となり番組が進行する。
 
==内容==
番組の前身が[[宗教]]の話題を中心にしていたとは言え、いわゆる抹香臭い話題は少なく、インタビューを受ける出演者や講演者の半生に関わってきた人々の話題を中心に番組が進行し、経済人にあっては過去に携わった[[プロジェクト]]の舞台裏・人間模様・苦労話等々、各界の先達と呼ばれる著名人にあってはその地位に至るまでの失敗談などインタビュー以前には活字や各種メディアで目にすることのなかった内容が主任格のディレクインーやビュンカーの直截な質問により引き出され、堅苦しい[[紋切り型]]のインタビュー番組とは異なる。
 
著名な[[哲学者]]・[[仏教学者]]・[[神学者]]などへのインタビューの時は、高度な[[宗教]][[神学]]を語る内容になることもある。但し、初心者にも分かりやすいよう、極力平易な言葉で語られるよう配慮されている。
 
原則的に「次回放送予告」というのは、番組末尾でも放送される事告知はない。
 
ラジオではオリジナル版のほか、随時テレビ版の『こころの時代』、または『宗教の時間』で過去に放送された番組内容を再構成して放送する時もある。また土曜日未明の放送は、原則として第1~3週金曜日スタート分は[[NHK大阪放送局|大阪放送局]]、第4~5週金曜日スタート分は[[:Category:日本放送協会の放送局|各地方局]]が制作した内容を放送する。
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==放送時間==
*教育テレビ:毎週日曜日5:00 - 6:00 (再放送)原則として放送された翌週の日曜日14:00 - 15:00(スポーツ中継により休止・変更あり)4月5日の[[EPG]]([[電子番組表]])では、土曜の放送終了後に放送休止という名前の番組があり、その後この番組が始まり、日曜の放送開始までの時間をこの番組の時間として放送されている。(NHK([[NHK岡山]]の場合)
*ラジオ第1放送、FM放送(「深夜便こころの時代」) 毎日早朝4:05ごろ - 4:55ごろ(なお、2回以上のシリーズで放送する予定のインタビューが[[台風]]、その他突発的な事件・事故などを理由に放送が出来なかった場合は後日第1回目から改めて放送される) 。[[NHKワールド・ラジオ日本]]でも放送([[短波]][[中東]][[北アフリカ]]地域のみの放送だが、それ以外の地域も海外[[衛星テレビ]]放送受信装置による[[デジタルラジオ]]で聴取可能)。
:[[NHKオンライン]]の[[番組表]]では、午前4時15分から午前5時半頃まで当日のインタビュー相手の情報を調べることができない。この番組表は[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]の[[ジャンクション]]時刻(4時15分)に全チャンネル一斉に翌日の番組表示に切り替わり、4時15分以降「こころの時代」の出演者情報を調べるには「前日以前の番組表」から前日の番組表を調べる必要があるが、午前5時半頃までは空白表示となってしまう(2009年7月現在)。その時間帯も「ラジオ深夜便」の公式[[webサイト]]では放送中の内容を調べることが可能であるが、番組表しか知らない利用者にとっては不便をこうむることになる。
 
==関係書籍==
*『NHKこころの時代~宗教・人生~ [[旧約聖書]]を語る(上)』 著者:[[雨宮慧]]、[[NHK出版]]、ISBN 4-14-910518-9
*『NHKこころの時代~宗教・人生~ 旧約聖書を語る(下)』 著者:雨宮慧、NHK出版、ISBN 4-14-910519-7
*『NHKこころの時代~宗教・人生~ [[般若心経]]を語る(上)』 著者:[[松原哲明]]、NHK出版、ISBN 4-14-910556-1
*『NHKこころの時代~宗教・人生~ [[ブッダ]]の宇宙を語る [[華厳]]の思想(下)』 著者:[[竹村牧男]]、NHK出版、ISBN 4-14-910446-8
*『NHK宗教の時間~原始仏典「[[スッタニパータ]]」をよむ(下)-万人に語りかける仏陀のことば-』 著者:[[雲井昭善]]、NHK出版、ISBN 4-14-910448-4
 
==外部リンク==