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'''蜜の味'''(みつのあじ、'''A Taste Of Honey''')は、1960年代前半に流行したポピュラー楽曲。作者はボビー・スコット(Bobby Scot)とリック・マーロウ(Ric Marlow)、前者が曲、後者が詞を担当した。[[ハーブ・アルパート]]&ティファナ・ブラスのヒット曲として知られ、[[ビートルズ]]もこの曲を取り上げている。
 
== 概要解説 ==
「蜜の味」の作者はボビー・スコット(Bobby Scot)とリック・マーロウ(Ric Marlow)で、前者が曲、後者が詞を担当した。この曲は1960年に上演された同名の[[ブロードウェイ]][[ミュージカル]]のために作られた。ミュージカル『蜜の味』は翌1961年にはイギリス出身の映画監督[[トニー・リチャードソン]]の監督・制作で映画化もされている。多くのミュージシャンがカヴァーし[[ビートルズ]]もこの曲を取り上げている。1965年、[[ハーブ・アルパート]]&ティファナ・ブラスがこ曲をヴァーして大ヒットとなり、同年の[[グラミー賞]]最優秀レコード賞を獲得した。他にも[[トニー・ベネット]][[ザ・ベンチャーズ|ザ・ヴェンチャーズ]]など多くのアーティストによってカヴァーされている。[[日本]]では[[中尾ミエ]]が日本語訳でカヴァーしていた
 
== ビートルズによるカヴァー ==
{{Infobox Song|
| Name = 蜜の味
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| Type = studio
| Tracks = ;A面
# "[[アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア]]"
# "[[ミズリー]]"
# "[[アンナ (楽曲)|アンナ]]"
# "[[チェインズ]]"
# "[[ボーイズ (楽曲)|ボーイズ]]"
# "[[アスク・ミー・ホワイ]]"
# "[[プリーズ・プリーズ・ミー (楽曲)|プリーズ・プリーズ・ミー]]"
;B面
# "[[ラヴ・ミー・ドゥ]]"
# "[[P.S.アイ・ラヴ・ユー]]"
# "[[ベイビー・イッツ・ユー]]"
# "[[ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット]]"
# "'''蜜の味'''"
# "[[ゼアズ・ア・プレイス]]"
# "[[ツイスト・アンド・シャウト]]"」}}}}
 
}}}}
[[ビートルズ]]が1963年にリリースしたファーストアルバム『[[プリーズ・プリーズ・ミー (アルバム)|プリーズ・プリーズ・ミー]]』のB面5曲目(CDでは12曲目)にこの曲が収録されている。リードボーカルは[[ポール・マッカートニー]]が担当。ビートルズは後にこの曲を歌った[[レニー・ウェルチ]]のヴァージョンを基に[[ヴァ]]している。
 
この曲はビートルズがデビュー以前、[[ドイツ]]の[[ハンブルク]]で巡業を行っていた時代に、ロックを好まないファンを喜ばせるために演奏した曲と言われている。
 
こうしたロック曲以外の曲を好んで聴いていたのは[[ポール・マッカートニー]]で、ポールは父や祖父がアマチュアのジャズミュージシャンだったこともあり、こうしたナンバーを聴いて育ったと言う。[[ジョン・レノン]]は根っからのロックンロール好きであったため、この曲が嫌いだった。ライで演奏する際に、[[ジョン・レノン]]はこの曲のタイトルをもじって「A Waste Of Money(金の無駄遣い)」<ref>ジョン・ロバートソン『ビートルズ全曲解説』丸山京子訳、シンコーミュージック、1994年、20ページ</ref>とコーラスを歌うこともあったという。
 
== 収録アルバム ==
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* [[イントロデューシング・ザ・ビートルズ]]
* [[ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC]]
 
== カヴァー ==
* [[ザ・ベンチャーズ|ザ・ヴェンチャーズ]]
[[日本]]では[[中尾ミエ]]が日本語訳でカヴァーしていた。
 
==脚注==