「F3D (航空機)」の版間の差分

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| 設計者=エド・ハイネマン
| 製造者=[[ダグラス・エアクラフト|ダグラス]]社
| 運用者=[[アメリカ合衆国|アメリカ]]{{USA}}([[アメリカ海軍|USN海軍]],[[アメリカ海兵隊|USMC海兵隊]])
| 運用者 more=
| 初飛行年月日=[[1948年]][[3月28日]]
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| 退役年月日=<!-- 1970年? -->
| 運用状況=
| ユニットコスト=
}}
'''F3D'''は、[[アメリカ合衆国]]の[[ダグラス・エアクラフト|ダグラス]]社が[[アメリカ海軍]]向けに開発した艦上ジェット[[戦闘機]]。愛称は'''スカイナイト'''(Skyknight)。アメリカ海軍と[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]で運用された。
 
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中翼配置の直線翼の主翼を持ち、エンジンは主翼付け根の下方に配置するという形状をしている。全天候戦闘機であるために[[レーダー]]およびレーダー操作員が必要であり、乗員は2名、座席はサイドバイサイド配置である。なお、射出座席ではなく、非常時にはコックピット下方に設けられた脱出トンネルを利用して脱出するようになっていた。武装は20mm[[機銃]]4門を胴体に装備する。
 
量産型F3D-1は、J34-GE-24エンジンを搭載し、ウエスチングハウスAN/APQ-35レーダーを装備して、[[1950年]]から部隊配備が開始された。[[朝鮮戦争]]に投入され、[[1952年]][[11月2日]]に夜間戦闘において[[MiG-15 (航空機)|MiG-15]]を撃墜している。長期の運用が行われ、1960年代まで使用された。

なお、[[1962年]]の[[アメリカ軍]]の名称整理によりF-10に改称されている。
 
== 派生型 ==
*XF3D:試作機。
*F3D-1:初期量産型。新呼称F-10A。
*F3D-1M:[[スパロー (ミサイル)|スパローI]][[空対空ミサイル]]4発を搭載。F3D-1より改修。
*F3D-2:エンジンを換装。237機製造。新呼称F-10B。
*F3D-2M:スパローI空対空ミサイル4発を搭載。F3D-2より16機改修。新呼称MF-10B。
*F3D-2Q:[[電子戦機]]型。F3D-2より30機改修。新呼称EF-10B。
*F3D-2T:電子訓練機。新呼称TF-10B。
*F3D-3:主翼の後退翼化など。計画のみ。