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'''レミエール症候群'''（－しょうこうぐん、'''レミエール病'''とも、英 Lemierre's syndrome）とは、比較的若い健常人に、突然発症する感冒様症状を認めるものの、その疾患の本質は感染性血栓性頸静脈炎である疾患群のこと。欧米では「killer sore throat」(死を呼ぶ喉の痛み)とよばれる。発症初期は[[感冒]]・[[急性上気道炎]]・咽喉頭炎などと鑑別困難であることが多い。
感染病巣の[[血管]]壁から、一部剥がれ落ちた[[血栓]]が血流にのり、肺へ至ると、[[静脈血栓塞栓症|肺塞栓症]]も起こす。
また菌は血流に乗り肺[[膿瘍]]、脳膿瘍やその他の臓器の膿瘍を合併することもある。
[[嫌気性生物|嫌気性菌]]、特にFusobacterium necrophorum([[フソバクテリアム]]・ネクロフォラム) によるものが多いとされている。<ref>Woywodt A and others. A swollen neck. [[ランセット|Lancet]] 2002;360:1838. </ref>
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*[[急性喉頭蓋炎]]
*[[亜急性甲状腺炎]]
*[[咽頭後壁膿瘍]]
== 関連リンク ==
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