「ウォータージェット推進」の版間の差分

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でも静粛性を買われて採用されたりもした。
 
===採用例===
** [[潜水艦]]参考例:-[[イギリス海軍]]『[[トラファルガー級原子力潜水艦|トラファルガー級]]』、[[アメリカ海軍]]『[[シーウルフ級原子力潜水艦|シーウルフ級]]』、[[フランス海軍]]『[[ル・トリオンファン級原子力潜水艦|ル・トリオンファン級]]』、[[ロシア海軍]]『[[ボレイ級原子力潜水艦|ボレイ級]]』
** [[魚雷]]参考例:-『ソードフィッシュ』『[[Mk48 (魚雷)|Mk48]]』
 
 
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このような利点を持つ反面、低速航行時の方向安定性、[[操縦]]性に難があること、[[エネルギー効率]]はスクリュープロペラと比較して大きく劣り、[[燃費]]が悪いなどの欠点がある。イメージとして「ノズルから勢いよく水流を吐き出して前進するボート」というものがあるが、ノズル流速と船体速度との差は大きければ大きいほど効率が悪くなる。効率という観点からすると、同じ加速であれば「少ない水を勢いよく噴射」するより「船体速度よりわずかに速い水流を大量に発生させる」ほうがはるかに効率が良い。(一般的なスクリュープロペラはこの原理に則り、大きい羽根をゆっくり回すように作られる)ゆえに静止状態から効率良く目標速度に到達するためには、機関出力をなめらかに上昇させ。ゆっくり加速する必要がある。
 
ちなみに、25ノット程度の速度域ではスクリュープロペラの効率が65%65%に達するのに対し、ウォータージェットは45%45%程度にとどまる。このためスペースに余裕のある船では低速操船用ディーゼルエンジンとプロペラを別に備えるものも多い。
 
==注記==