「室傍核」の版間の差分

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== 概要 ==
室傍核には[[神経分泌[[ニューロン]]が含まれている。この核の外側の大細胞性領域には、神経ホルモンである[[バゾプレシン]]あるいは[[オキシトシン]]を含む神経分泌ニューロンの細胞体がある。そこからニューロンは[[軸索]]を伸ばし、軸索末端は[[脳下垂体後葉]]に投射して、[[下垂体]]門脈にそれぞれの[[ホルモン]]を分泌している。一方、室傍核内側の小細胞性領域には[[副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン]]([[CRF]]と呼ばれる[[副腎皮質刺激ホルモン]]の分泌促進因子)という神経ホルモンを分泌する神経分泌ニューロンの細胞体があり、この軸索末端は[[正中隆起]]に投射し毛細血管に神経分泌されている。血管に分泌された[[CRF]]は下垂体門脈を通って脳下垂体前葉に作用して[[副腎皮質刺激ホルモン]](ACTH)を分泌させる。
 
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