「空間ベクトル」の版間の差分

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Tsk (会話 | 投稿記録)
m \parallel, \lVert\, \rVert
12行目:
ある点 ''S'' に向きと大きさをもった量 '''v''' が作用しているとき、'''v''' の作用と同じ向きで、長さが '''v''' の作用の大きさに比例するように有向線分 <math>\overrightarrow{ST}</math> をとって '''v''' を
:<math>\mathbf{v} = \overrightarrow{ST}</math>
と表現する。別の点 ''S''&prime; に同じように '''v''' の作用の向き、大きさにあわせて有向線分 <math>\overrightarrow{S'T'}</math> をつくるとこれらは互いに平行 <math>(\overrightarrow{ST} ||\parallel \overrightarrow{S'T'})</math> になるが、これも元の量 '''v''' を表すものとして
:<math>\mathbf{v} = \overrightarrow{S'T'}</math>
と記し、同じものとみなすというのが向きと大きさを持った量という'''ベクトル'''の概念の幾何学的な表現('''幾何学的ベクトル''')である。
25行目:
:<math>\mathbf{v} = v_x \mathbf{i} + v_y \mathbf{j} + v_z \mathbf{k}</math>
の形に表せる。ここで、[[ピタゴラスの定理]]を用いると、ベクトル '''v''' の大きさ ||'''v'''|| は
:<math>||\lVert\mathbf{v}||\rVert = \sqrt{v_x^2 + v_y^2 + v_z^2}</math>
によって求まる。
 
33行目:
</math>
このとき、空間内の点 ''Q'' に対して ''Q'' = ''P''('''v''') となるベクトル '''v''' を点 ''Q'' の'''位置ベクトル'''と呼ぶ。
 
 
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