削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Pediaworld (会話) による ID:29790317 の版を取り消し
1行目:
{{儒教}}
'''訓詁学'''(くんこがく)とは、中国の伝統的な言語学のうち、語の意味を研究する分野をいう。とりわけ漢以前古書に見られる古代を研究した。そ著作は古代の書籍に注学でする形のものと、語を集めて分類し語義を分析したもの(義書)がある。
 
==訓詁==
'''訓詁'''(くんこ)とは、古代の語を解釈することである。[[漢]]から[[魏晋南北朝時代]]、[[唐]]、[[北宋|宋]]に隆盛したのをともとは「'''漢唐'''」や「''''''(かん」「'''故'''」うくんこだけ使われていたく)、後に「'''訓詁'''」「'''訓故'''」「'''詁訓'''」「'''故訓'''」などいう使われた日本語漢字の[[十三経注疏訓読み]]』が代表的書物であの「訓」もこれに由来する。
 
典型的には「A、B也」「A者B也」(AとはBという意味である)という形をとる。また一致する音声で解釈を施すものを「声訓」と呼び、古くから行われていた。「徳、得也」「政、正也」「仁、人也」といったものである。
 
==注疏の学==
訓詁は古籍に対する注釈として行われた。[[後漢]]の[[古文学]]において特に発展し、[[漢]]から[[魏晋南北朝時代]]、[[唐]]、[[北宋|宋]]初において隆盛したので'''漢唐訓詁学'''(かんとうくんこがく)の名がある。[[儒教]]経伝では『[[十三経注疏]]』にその成果をみることができる。
 
==義書==
語を集めて分類し訓詁を施した書物にしたものを[[河野六郎]]は「義書」と名付けている。義書には『爾雅』『方言』『釈名』といったものがある。
 
{{DEFAULTSORT:くんこかく}}
[[category:経書]]
[[Category:言語学]]
[[Category:中国の史学史]]
 
[[ko:훈고학]]
[[zh:训诂学]]