「ムサ・ダディス・カマラ」の版間の差分

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'''ムーサ・ダディ・カマラ'''('''Moussa Dadis Camara'''、[[1964年]]-)は、[[ギニア]]の軍人、政治家。キリスト教徒。[[2008年]][[12月23日]]に[[クーデター]]を起こし、政権を奪取した。現在、ギニア共和国暫定大統領である。
 
カマラは1964年、[[コートジボワール]]や[[リベリア]]との国境に近いギニア東部の[[ンゼレコレ州]]ローラ県のコウレで生まれた。首都[[コナクリ]]のアブデル・ナセル大学で経済学を学んだあと、[[1990年]]に[[伍長]]としてギニア軍に入った。2004年、[[ドイツ]]で18ヶ月の軍事訓練を受けたあと、[[大尉]]に昇進し、クーデター前まで軍の燃料補給部隊を統括していた。
 
2008年12月23日、かねてより病床にあった[[ランサナ・コンテ]]大統領の死亡が発表されると、カマラは部下を率いて大統領府などコナクリの重要拠点を制圧。12月24日、「民主主義と発展のための国民評議会(Conseil National de la Démocratie et du Développement、CNDD)」を率いて暫定大統領に就任し、憲法停止と政府の解散を発表、2年後の[[2010年]]に選挙を行って民政移管を行うと表明した。